- 看護知識
ナース専科コミュニティ会員にアンケートを実施し、排便や排尿にかかわることで実際に困っていることを集め、皮膚・排泄ケア認定看護師に解説してもらいました。下剤が効かない便秘の患者さん、どうする?ガスや便がどこに貯留しているのかによって下剤は使い分けられているまず、何日排便がないのか、腹痛などの症状はないか、腹部の音を聴取して腸の動きを確認しま...
- 看護用語
腸蠕動を参照してください
- 読み物
【在宅】Aさん(80歳、男性)は、1人暮らしで以前から軽度の物忘れがある。かかりつけ医から「Aさんは便秘がちで改善しない状況が続いている。訪問してケアして欲しい」と訪問看護の依頼があった。訪問看護師が訪問したところ、腹部に便塊を触知し、腸蠕動音は微弱であった。訪問看護師の対応で優先度が高いのはどれか。1.腹部の温罨法を実施する2.市販の緩...
- 看護知識
<オピオイドによる副作用とは>すぐ起こる便秘、嘔気のほか、眠気などへの副作用対策が必須 がんの痛みの緩和には、オピオイドを使用する場合があります(本連載第2回「がんの痛みの種類と原因ごとの鎮痛薬を知ろう」に詳述)。オピオイドの三大副作用には、便秘、嘔気、眠気があります。そのほか、出現頻度は低いですが、呼吸抑制などの重篤な副作用もあります。...
- 看護知識
Q. 重症患者の腸管はどうなっているの?A. 腸管の血流は低下し、蠕動運動も抑制されますが、消化吸収機能は維持されています。血流と運動の低下が顕著に 侵襲時は、Q1の神経—内分泌反応によりカテコラミンが大量に放出されます。特に、出血性ショックなどの循環血液量減少性ショックではその反応が顕著ですが、他の侵襲でも同様にカテコラミンが放出され、...
- 読み物
【在宅】95歳の女性。長女夫婦と同居中。自力で寝がえりができず,認知症も進み,便意を訴えることができない。7日前におむつに少量排便したのみで腸音は微弱で腹部膨満がみられ,直腸内に便塊を触れた。主治医に報告後,訪問看護師が行う対応で優先されるのはどれか。自然排便を待つ。摘便を行う。下剤の服用を家族に促す。四肢の他動運動を勧める。———以下解...
- 読み物
看護や臨床の世界で関心度が高まるメディカルハーブとアロマセラピー。医薬品には、古来より植物療法として用いられてきた成分を単離・合成したものが多くあります。現代においても自然に近い形で植物を取り入れていくことで、身体への負担の少ない緩やかな働きかけが期待されています。 医療の現場では、補完・代替療法として在宅医療、介護に。また病棟でも緩和ケ...
- 看護知識
腹部のアセスメントとは 腹部のアセスメントは、その部位に何の臓器があるかを考えながら行いましょう。また、1つのことで判断するのではなく、総合的に結果をみて判断します。 訪室した際に患者さんに困っていることはないかを聞き、何らかの訴えがあった場合は、その症状に沿ったアセスメントをしていきます。触診や打診は患部に近い部位で行うと、疼痛を伴うこ...
- 看護知識
イレウス(腸閉塞)とは、なんらかの原因で腸管内容物の肛門方向への輸送が障害されることによって起こる疾患です。【関連記事】*腸蠕動音の4つの分類と聴診のコツ*皮膚状態・腹部の観察、腹部の聴診法|消化器のフィジカルアセスメント(1)*腸閉塞とイレウスの違いは? 治療・看護のポイント▼術前・術後の看護について、まとめて読むならコチラ術前・術後の...
- 看護知識
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。排泄1 頻回な夜間のトイレ──頻尿なのか、不眠なのかを見極める患者さんが頻尿の場合、排尿状況を確認し、その原因を考えます。排尿状況の確認には、排尿日誌をつけます。トイレに行った時間、その際の排尿の有無、残尿量、失禁の有無、水分摂取...