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厚生労働省医政局長は23日、新型コロナウイルス感染症に係る周産期医療の着実な整備に関する通知を都道府県知事に出した。新型コロナウイルスに感染した妊産婦については「肺炎の重症化に対応できる専門性を有する集中治療が必要となる可能性が高く、さらに感染妊産婦の産科的緊急処置も必要となる場合があることから、受入れ医療機関を確実に設定する必要がある...
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厚生労働省はこのほど、「緊急避妊に係る対面診療が可能な産婦人科医療機関等の一覧の公表について(周知)」の事務連絡を、病院団体などに宛てて出した。緊急避妊が必要な女性が医療機関を選ぶ参考となるよう、厚労省は対面診療が可能な産婦人科医療機関などの一覧をホームページで公表した。 緊急避妊薬は、性交後72時間以内に内服する必要性があり、迅速な...
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日々の看護のなかに意外に多く潜んでいる倫理的問題。それらの解決のためには、まず、倫理的な違和感に気づくセンスが大切です。今回は、胎児の障害のリスクのある妊婦さんの不安から逃げてしまったケースをもとに、センスを磨く練習をしてみましょう。今回の患者さん 中山朋子さん(仮名) 20歳代 女性 子宮腺筋症合併妊娠中山さんは、過去に流産・死産の経験...
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厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部と医政局地域医療計画課は、新型コロナウイルス感染症に係る周産期医療体制の確保に関する事務連絡(14日付)を都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した。 事務連絡では、オミクロン株の感染拡大に伴い、妊産婦の感染者が急増していることを取り上げ、都道府県で妊産婦に係る医療需給の適切な...
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3年目の先輩が妊娠しました。皆優しく声をかけて身体を大切にね、という話をよくしてました。しかし裏では「あいつまた体調悪いんだって、出てもいない腹ずっと撫でててばかみたい、死産しちゃえばいいのにね」と、看護師とは思えない言葉を述べている先輩の姿があったのです。私自身も彼と同棲中で、籍を入れ、子どもが欲しいねという話をしていたところでした。し...
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「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。 今回のトピック 職場の介護施設に現在妊娠中の看護師の方がいます。様々な仕事を妊娠を理由に出来ないと言っていて、今ではほぼ全ての業務の配置に入れられない状況です。妊娠中の辛さや大変さは個人差もあるのかもしれません...
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厚生労働省は7日、2022年4月1日現在の妊婦健康診査の状況に関する調査結果を公表した。妊婦1人当たりの公費負担額の全国平均は10万7,792円で、前回調査の20年4月時点と比べ1,581円増加。都道府県ごとの平均では、格差が6万4,200円余りあった。 金額は、公費負担額が明示されていない96市区町村を除く1,645市区町村を対象に集...
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日々の看護のなかに意外に多く潜んでいる倫理的問題。それらの解決のためには、倫理的問題に気づくセンスが欠かせません。前回紹介した【妊婦の不安から逃げてしまったケース】について、5つのポイントを確認しながら、解決策を考えてみましょう。★5つのポイント「フライの倫理原則」とは5つのポイントでチェックポイント1 あなたの看護行為は、患者さんの害に...
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【母性】Aさん(32歳、経産婦)は、身長160cmで、非妊時体重は52kgであった。妊娠33週2日の妊婦健康診査では、体重59kg、血圧110/76mmHg、尿蛋白(−)、尿糖(−)、浮腫+、子宮底長は28cmである。胎児心拍の最良聴取部位は左臍棘線中央にあり、「最近、動くとおなかが頻繁に張ります。便秘がひどくなっているせいかもしれません...
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【母性】妊娠24週の妊婦健康診査で経過は順調であると診断された妊婦が、次回に受診する時期として適切なのはどれか。1.1週後2.2週後3.3週後4.4週後———以下解答———(解答)2<解説>2.(○)24〜35週までの健診頻度は、2週間に1回である。