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急速投与が禁忌の薬剤について解説します。関連記事■輸液量と投与速度の決定■点滴の投与量と投与速度はどう決められている?急速投与が禁忌の薬剤を知っておきましょう高濃度カリウム製剤や高濃度リドカイン製剤(点滴用リドカイン?10%)を誤って急速投与し、患者さんが死亡するという事故が起きたことを記憶に残している人は少なくないでしょう(点滴用リドカ...
- 看護知識
臨床で働いているみなさんにとっては、今回の事例は「自覚のない患者さんっているよね」と思うような内容だったのではないでしょうか。正解があるものではないこのような事例では、他の人たちがどう考えるのかを知ることも自身のケアに役立つのではないでしょうか。よくある内容について、どう考えたのか事例とともに、回答を見ていきましょう。事例造血幹細胞移植後...
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脱水や浮腫などの症候だけでなく、腎不全、心不全、糖尿病など、さまざな疾患の原因となるIN/OUTバランス(水分出納)。ここでは、IN/OUTバランスについて解説します。体内ではこんなことが起きている!ショックとは、急激に全身の循環に障害が起こり、末梢組織の酸素需要に対して必要な酸素が供給できなくなった状態です。遷延すると重要な臓器や細胞の...
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過去問への質問本文:「ショックを起こした患者に最も適切な体位はどれか。」何性のショックなのかの明記がないのにどうやって出血性と判断するのですか??ケースによっては頭部挙上もありですか?ファウラー位と頭部挙上は別物ですか??
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出血性ショックで起こるのはどれか?1.体温の上昇2.尿量の増加3.血圧の低下4.皮膚の紅潮———以下解答———(解答) 3<解説>1.(×)血流の減少と共に体温も低下する。2.(×)腎血流量が減少するため尿量も減少する。3.(○)循環血液量が減少するため血圧は低下する。4.(×)皮膚への血流量が減少するため、皮膚が蒼白となる。
- 看護知識
採血で失敗しないための最大の秘訣は、準備をきちんとすることです。絶対に欠かせない3つの準備について紹介します。3つの準備●物品の準備●血管の準備●心の準備1.物品の準備せっかく血管に針が入っても、スピッツが足りないなど、物品がそろっていないと採血できません。慣れないうちは必要なものがすべてそろっているか、必ず確認しましょう。準備物品一式2...
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【成人】出血性ショックになる危険性が最も高いのはどれか。1.頸椎骨折2.肋骨骨折3.腰椎圧迫骨折4.骨盤骨折———以下解答———(解答)4 <解説>1.(×)頸椎骨折では、頸髄損傷を起こしやすい。頸髄損傷の場合は、神経原性ショックといい、感覚神経・運動神経・自律神経が機能不全に陥る。自律神経の機能不全はショック症状を引き起こす。2.(×...
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▼急変対応について、まとめて読むならコチラ急変時の対応急変症状の中でも「ショック」にはさまざまな原因があり、その見極めを覚えておくことは重要です。ここでは見極めのポイントとそのとき看護師は何をすべきかを解説します。心外閉塞・拘束性ショックとは(a)心タンポナーデ(b)収縮性心膜炎(c)重症肺塞栓症(d)緊張性気胸 心原性ショックと同様に、...
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子宮全摘出術後に頻脈・冷汗があったケースを「急変対応の思考過程」に沿って、考えてみましょう。「急変対応の思考過程」の1「おかしさに気づく」は満たすものとして、2以降の流れで考えていきます。事例 子宮全摘出術後に頻脈・冷汗があったBさん(女性・60歳・体重50kg)は、子宮全摘出術を行いました。手術は終了し、全覚醒で病棟に帰室してきました。...
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酸素の上げ下げを考えるとき、患者さんが低酸素状態になっているかどうかを見極めなければなりません。ここでは、うまくいかなかった事例から見極め方を解説します。▼サチュレーション(SpO2)について、まとめて読むならコチラサチュレーション(SpO2)とは?基準値・意味は?低下の原因と対応事例紹介70代男性 心不全・肺炎既往:高血圧・心房細動●入...