「治験コーディネーター（CRC）」って何？どんな人が向いてるの？
そもそも治験ってなんだっけ…？
簡単に言うと、新しい薬を作るために治療の効果や安全性を調べる試験のことだね！
治験がスムーズに行えるように、被験者さん・担当医師・製薬会社を結びつける役割、それが「治験コーディネーター（CRC）」だよ。
| 治験コーディネーターってこんな仕事！ |
|---|
|
具体的には…
教育体制や研修制度が整っているため未経験でも安心！ 女性の活躍も多く、長く働ける環境を整えているところも多いです。 |
へえ～！治験って聞いたことはあるけどよく分かってなくて未知の世界だった！
医療現場に密接している仕事だから、看護師の他にも、薬剤師・臨床検査技師・MRも治験コーディネーターとして働いているんだって！
医療行為レベル
☆☆☆☆☆基本的に注射や点滴などの医療行為は行いません。※１
※１：院内CRC（雇用元が病院やクリニック）として働く場合には医療行為を行うケースも。
看護師として活かせるスキル！
- カルテ判読スキル
- アセスメント力
- 疾患や医薬品に関する知識
- コミュニケーション能力
治験に関わる人を結びつける役割だから、コミュニケーション能力はとても大切になりそう！
そうだね、あとはデータをまとめたり資料作成も多いからパソコンスキルも必須だよ！
| こんな人にオススメ！ |
|---|
|
|
新鮮さを求めている…！？
実は、ずっとデスクワークってわけじゃなくて、いろんな医療機関に出向くのも仕事の1つなんだ。
へえ～！毎日同じ場所で仕事じゃないんだね。なんか新鮮だなぁ♪
治験コーディネーターのキャリアアップって？
病棟で例えるなら…
- チームリーダー ⇒ 病棟リーダー
3～4名ほどのチームを束ねる。新人さんへの教育や治験の実施状況の確認など - マネージャー ⇒ 主任
複数のチームの管轄。施設の配属シフトの作成、スタッフ指導など
治験コーディネーターは経験や実績が評価されやすいから、長く働くと給与UPや役職者になれることも！認定の資格制度※もあるみたい！
へえ～！でも、経験や実績が評価されやすいってどういうこと？
治験コーディネーターは営業職に近いなんて表現されたりもするよ。ノルマがあるわけじゃないけれど、より早くたくさんの症例データが必要だから、目標を設定されるんだ。
看護目標とはまた違う目標ってことだよね？
そう！いかに早くたくさんのデータを集めることができるか、自分のための目標だね。それを達成できたかどうかが自分の評価に繋がってくるんだ！
凄いね！頑張りがそのまま自分の評価になるって、まったく新しい感覚かも！
＜次のページ＞ 次は治験コーディネーターの1日の流れをチェック！
