コラム
  • 公開日: 2014/8/21
  • 更新日: 2019/3/1

【連載】ナースの転職知恵袋

実はこんなにある!看護師のキャリアアップ5パターン

キャリアアップ、そろそろ考えませんか

看護師としてある程度経験を積んだ方の中には、ある時ふと「このまま漫然と働き続けていいの?」と不安に思ったことがある方もいるでしょう。それはきっと、「もっと看護を極めたい!」「私の能力はこんなもんじゃない!」という心の叫び。 その叫びに耳を傾けて、そろそろ本格的にキャリアアップを考えてみませんか? ここでは、看護師がキャリアアップするための5つの方法をご紹介します。

スペシャリスト、経営者・・・あなたの理想のキャリアは?

認定看護師・専門看護師の資格取得

看護協会に認められた、特定の看護分野におけるスペシャリストと言えば、認定看護師と専門看護師。 より質の高い医療・看護が求められる今、特定分野に熟達した彼らのニーズは高まるばかり。 患者や家族の悩みを解決するサポーター、後進の教育者、チーム医療を推進する上での医師と看護師の調整役など、活躍の場は様々です。 資格取得者に数万円の手当を出す職場もあり、キャリアアップとともに給与アップも期待できます。

学会の諸認定を取得

資格取得も、キャリアアップのための1つの方法。中でも注目度が高い資格が、「学会の諸認定」です。 例えば、日本救急看護学会などが養成する「トリアージナース」。 彼らは、症状が深刻など緊急性の高い患者から順に、診察を受けさせる流れを作る能力を備えています。 救急看護認定看護師ほどの専門性はないものの、一刻を争う救急現場での活躍が期待されています。 実務で確実に活かせる知識を学べることに加えて、短期間で資格を取れる点も魅力的です。 学会の諸認定はその他、「不妊カウンセラー」や「透析療養指導看護師」など多岐にわたります。

大学・大学院への進学

社会人入学ができる大学に進学する、通信制の大学で学ぶという方法でも、キャリアアップは可能です。 大学では、専門学校や短大では学べない、専門的な勉強をすることができます。 保健師・助産師の国家試験受験資格が得られるため、仕事の幅を広げるきっかけにもなるでしょう。 看護を学問として深く追求したいなら、大学院に進学するという選択肢もあります。 大学院でじっくり看護を学ぶ中で、自分の看護観を再考でき、「働いていた時とは違う看護観を持つようになった」という人も少なくないようです。

開業

キャリアアップを叶える1つの方法として、病院勤めを辞め、開業するという手段もあります。 自宅で療養する人が増える今、需要が高まる訪問看護ステーションの開業。 人員の確保や資金調達、経営のノウハウは不可欠で、並大抵の覚悟では経営者は務まりません。 しかし、雇われている身では実現が難しかった、理想の看護を実践するチャンスがそこにはあります。 訪問介護以外にも、介護施設を経営する人、ネットショップを立ち上げて看護用品を販売する人など、様々な開業の形があるようです。

海外留学

海外に留学し、その国の医療現場で看護師として働く、という方法でキャリアアップする人もいます。 海外では、看護師の社会的地位が高く、医師に対しても対等に意見を交わすことができます。 また、労働条件が抜群にいい点も魅力的。オーストラリアでは、年6週間もの有給を取れるのだとか。 永住権を取得し、留学先でずっと働き続けるという選択肢もありますが、日本に帰国し、語学力を活かして、外国人患者が多い病院や外資系企業の医務室で働く人もいるそうです。

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編集 ナース人材バンク
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