看護用語集

1度房室ブロック

いちどぼうしつぶろっく 2,862アクセス

1度房室ブロック(first-degree atrioventricular block、1度AVブロック)とは、房室結節および、その周辺での伝導障害によって、心房から心室への刺激伝導が遅延する病態である。

心電図上、正常P波はすべてQRS波を伴うが、PR間隔に0.21秒以上の延長が見られる。このことから心房の収縮と心室の収縮との間隔正常よりも開いていることがわかる。

2度房室ブロック(Mobitz II型)では、めまいや意識消失などの脳虚血症状が見られるのに対して、1度房室ブロックでは、心拍数が規則正しく保たれているため明らかな自覚症状血圧低下などを伴わないことがほとんどである。迷走神経の過度の緊張が主な原因となり、激しいスポーツを日常的に行っている人によく見られる。

ほとんどの場合、治療を必要とせず経過観察で様子を見る。しかし心疾患や薬物(I群・III群抗不整脈薬、ジギタリス製剤、Ca遮断薬、β遮断薬など)の副作用を疑うときは、心電図、心エコー検査および運動負荷試験などのさらなる検査をする必要がある。

[急変対応][心電図][検査・検査値][急性][フィジカルアセスメント][慢性][ICU][ER][外来]

同義語・略語
1度AVブロック 1°AVブロック 1度AV block

1度房室ブロック に関連する看護用語

1度房室ブロック に関する投稿

単語検索

人気トピックランキング@ラウンジ
転職・キャリア コンテンツまとめ
看護学生向けおすすめコンテンツ
姉妹サイト