編集部セレクション
  • 公開日: 2017/11/10
  • 更新日: 2019/7/8

新人ナースへの陰口がひどい。批判と指導の違いって?

4年目、助産師です。
今年は看護師(Aさん)と助産師(Bさん)の新人が配属されました。今は二人とも主に看護師についてもらい病棟業務や看護技術について先輩から指導を受けながら、部屋の受け持ちをしています。
いつか私もフォローを行う機会もあるだろうと思い、進捗状況について先輩に話を聞いてみました。すると、出るわ出るわ、陰口。
例えば

*Aさんは看護技術や観察すべてが雑。
*Bさんは情報の取
り方が甘い。
*注意されても傲慢さが目立ち、謙虚さがない。
*勉強不足
などなど…。

みんな新人のころがあり、たくさん迷惑をかけ、時にはアクシデントを起こしながらも、ひとつひとつこなしていくうちに、自分なりの看護のかたちができていったのではないかと思うのです。
新人に関わり、指導にあたったからこそ、直した方がいいのが見えたのだと思います。それなら、言葉にして伝えればいいのにって思います。それが先輩の役目ではないでしょうか。

批判なら誰でもできます、でも新人に成長してほしいなら、批判から指導に方向転換していく方がお互いに気持ちよく業務あたれると思います。
まだ機会はないですが、私も先輩となった今、指導のあり方について考えてみたいです。

新人が仕事できないのは当たり前。だからこそ、指導が必要です。その指導の重圧はすべて先輩ナースに…時には厳しい言葉がポロッと出てしまうことはあるでしょう。だって人間ですもの…。
でも、それは陰口が許される理由にはなりません。「指導」って、いったい何なのでしょうか?

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批判と指導の違いって?

■新人、誰もが通る道

挙げられてた項目は、新人さんがみんな言われるようなことですよね。最初から出来る訳ないだろ的な…みんな自分が新人の頃のことは忘れちゃうんですかね。

新人は至らないことだらけです。メモが活かされてない。言葉遣いなどができていない。情報の取り方がもうひとつ。技術的なこともへたくそだったりするわけで、みんな通り過ごしてきたことです。完璧だったらプリセプターはいらないと思います。

毎年毎年、今年の新人は意味がわからないとか宇宙人だとか言われてきたのですが、それはもう何十年も前からです。結局、その言葉の裏には、何を考えているのか理解できないといった想いがあると思います。

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