• 公開日: 2017/9/2
  • 更新日: 2018/12/13

卒後1年で転職した私。転職先で出した「条件」

テーマ:新卒看護師時代の失敗や挫折、その乗り越え方

二年目の「新卒看護師」

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新卒で受けた「パワハラ」

新卒で入職した大学病院。
憧れの領域に配属され、出勤初日はドキドキしながらも「これから先、看護師として頑張っていこう!」と胸が躍りました。
しかし。そこで待っていたのは、今となってはありえないくらいのパワハラでした。
同期はみんな大学卒の中、一人短大卒だった私。
先輩からは「卒論も書いていない人に、看護は任せられない」と言われ、主任からは「あなたが私たちと同じ水準の給料をもらっているのが信じられない」と言われる始末。
「このままじゃダメになる」そう考えた私は、一年でその病院を辞め、総合病院へ転職しました。

二年目の「新卒看護師」

転職先の総合病院での面接で、看護部長に対し私はこう言いました。
「私はこの一年間、ほとんど看護師らしい仕事をさせてもらっていません。なので、もう一度新卒として私を扱ってほしいです」と。
入職後、他の新卒者と一緒に新人研修を受け、そのままプリセプターの元、みっちり新人指導を受けました。
その総合病院では「短大卒の使えない新卒」ではなく、「二年目の新卒看護師」として扱ってくれました。
転職したおかげで、私は看護師という仕事の楽しさ、そして厳しさを知りました。

同じ場所で3年、というけれど

今でも、あの時転職して本当によかったと思っています。
同じ場所で3年頑張れ、という意見の意味もわかりますが、どうしても辛いとなったら、新天地で頑張るというのも手なんだな、と今も思います。

●執筆●レンモコ さん

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