• 公開日: 2016/10/17
  • 更新日: 2018/12/13

師長から受けた「最後の気遣い」

テーマ:「退職」にまつわるお話

師長の心遣いに感謝

kokorodukai

抑うつからの退職

新卒で入職したにも関わらず、まもなく抑うつとなり休職しておりました。
当初一か月半の予定だった休職期間が延長になったため、退職することを決意しました。

自分の気持ちを受け止めてくれた師長

休職してから診察の度に状況を師長に電話で報告していたため、休職期間が延長になったことを伝えました。
すると、「一度病院にこれないか?今後のことを話したい」と言われたため、慌てて準備し病院へ。
既に退職する方向で心は決まっていたのでその旨を話すと「それがいいと思う。今は治すことが一番だよ。」と受け入れてました。
それだけでなく、「何回も来るのは大変だろうから」と、その日のうちに退職願を書き、提出することになりました。

師長からの気遣い

抑うつになってから一度も職場に行けず、どうなることかと思いました。
しかし、師長がしっかり話を聞いてくれて病棟に置きっぱなしになっていた私物も取ってきてくれたりと、展開としてはばたばたしていましたが、気遣いが感じられて嬉しかったです。
ロッカーではだれにも会わないように、あえて勉強会がある時間帯を指定してくれたので、ロッカー掃除もできました。
病棟でお世話になった先輩やプリセプターにはお礼を直接言えませんでしたが、最後に師長から励ましてもらったことや、忙しいのに対応してくれたことには、ただただ感謝しかできません。

●執筆●にゃろにゃろ さん

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