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  • 公開日: 2016/10/10
  • 更新日: 2019/7/8

准看護師は訪問看護で必要とされない?

男性ですが訪問看護ステーションで働いてます。
准看護師なのですが、あるお客様の家に先輩正看護師と同行訪問に伺い、名刺をお渡ししたら、「あぁ准看護師なのね。大丈夫なのかしら?」と言われてしまいました。先輩は「ベテランさんですよー」と、フォローしてくれたのですが、結果的には「正看護師のほうが来てもらいたい」となり、訪問には行くことができませんでした。たまたまその利用者様の家族の方が医療従事者でした。

准看護師はたしかに正看護師と比べて学習内容が違います。しかし、准看正看とでは同じ仕事してるのだから、患者や家族の前では正准関係するのでしょうか?

正看護師と准看護師。資格が違うのだから、できることも違うのは当然です。実際は現場でバリバリ働いていて「同じ仕事をしているのに!」と思う超ベテランさんも居るかもしれません。
しかしながら、どこまででも付いて回る「資格の差」。訪問看護で利用者さんから「准看護師さんはちょっと…」と言われるほど、ニーズはないのでしょうか?

看護師と准看護師、免許の差

■資格で判断する人は珍しくない

残念ながら優劣をつける人はいます。私の母親でさえ(ど素人です)、准看護師だったころに、准看のくせにと言われたことがあります。訪問看護で男性というのも、もしかしたら、不満なこともあるかもしれないです。

「資格」は強いです。医師と看護師が同じこと言っても「医者が言うなら…」と、患者さんが指示を守ることってありました。これも「資格」の違いですよ。「資格」が先で、「経験」が二の次なんですよ。ましてや初対面ならなおさらです。

向いていないかどうかではなく、信用があるかないかの問題でしょう。相手のことを知らなかったら、貴方は何を見るのですか?肩書きを見ますよね。正看護師と准看護師のどちらを一般人が信頼するのですか?

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