• 公開日: 2016/9/26
  • 更新日: 2018/12/13

患者さんの安全安楽と同じくらい、ナースにとって大切なこと

テーマ:尊敬出来る人との出会い

体を張って守ってくれた!

mamoru

患者さんから私を守ってくれた先輩

精神科勤務の夜勤中、当時新人だった私は夜中に患者さんに妄想を持たれ暴力寸前に。
私より小柄な当時の副師長は、私に「怖かったら見回りもしなくていい。ステーションのドアを開けなくてもいい。怖い思いをしてまで仕事をするのが精神科じゃないよ」と言い、一晩中ラウンドや患者対応をしてくれました。
妄想を持った患者はステーションの外からずっと私をにらみ続けてましたが、副師長のお陰で暴力に発展する事も被害を受ける事もありませんでした。

自分の安心安全な看護を提供できる様に

怖い思いを受け止めてくれた副師長さんの姿に尊敬すると共に、「精神科だから暴力があって当たり前」と考えずに、安全な看護の方法を示してくれたのだと今でも思います。
今度は自分が後輩の思いを受け止めながら、自分も患者も安心安全な看護が提供できる様に技術を伝えていきたい、と思っています。

●執筆●みや さん

このエッセイは 「ナースエッセイ」 にご応募いただいたものです。
あなたも「想い」を綴ってみませんか? ご参加は こちら から!

関連記事