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第105回看護師国家試験

看護師国家試験アプリ一斉模試問題 12月26日実施分

2015年12月27日 2,663 アクセス

第105回看護師国家試験に向けての一斉模試を、ナース専科の国家試験対策アプリ上でおこないました。2015年12月26日の模試問題の一覧を公開します。
次回の模試は1月2日におこないますので、看護学生の方はぜひご参加ください。
アプリ上で模試に参加すると卒業年別の平均点がご覧いただけます。
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12月26日看護師国家試験分野別模試(精神)

■心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察に関する法律の目的はどれか。

1.社会復帰の促進
2.責任能力の判定
3.刑務所での精神科治療
4.医療少年院での精神科治療

【正解】1
1.(○)第1条で「疾病の改善及びこれに伴う同様の行為の再発の防止を図り、もってその社会復帰を促進することを目的とする」と述べられている。
2.(×)責任能力の判定が目的ではない。検察官の申し立てにより地方裁判所で、本制度による処遇の要否と内容を決定する。
3.(×)刑務所での治療が目的ではなく、治療は指定医療機関で行われる。
4.(×)医療少年院での精神科治療が目的ではなく、治療は指定医療機関で行われる。


■オランザピン〈非定型抗精神病薬〉内服中の患者で最も注意しなければならない のはどれか。

1.高血圧
2.高血糖
3.高尿酸血症
4.高アンモニア血症
5.高ナトリウム血症

【正解】2
1.(×)血圧の変動では起立性低血圧に注意する。
2.(○)平成14年緊急安全情報で重篤な高血糖、糖尿病ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡の副作用が報告されている。
3.(×)トリグリセリド、コレステロール上昇など高脂血症が出現することがある。
4.(×)肝機能障害が現れることがある。またミオグロビンの上昇には注意が必要である。
5.(×)低ナトリウム血症が現れることがある。


■高齢者のうつ病の特徴はどれか。

1.認知機能への影響はない。
2.不安を訴えることはまれである。
3.悲哀感を強く訴えることが多い。
4.身体の不調を強く訴えることが多い。

【正解】4
1.(×)記憶力の減退など認知症との鑑別が必要になる。
2.(×)不安や焦燥感を訴えることが多い。
3.(×)生きがいや興味の喪失などを訴える。
4.(○)肩こり、食欲不振、不眠など身体症状を伴うことが多い。


■30歳の男性。近所の人に会ってもお辞儀はできるが会話ができない。「外出すると知り合いの人に会うので怖い。人と気の利いた話ができない自分はだめな人間」と繰り返し訴える。この患者に行う療法として最も適切なのはどれか。

1.認知行動療法
2.家族療法
3.作業療法
4.集団精神療法

【正解】1
1.(○)知り合いと会うのが怖く、自分はダメな人間という自動思考が働いている。この場合は、まず認知行動療法が最適。
2.(×)家族療法は家族メンバーと本人を含めて行うものだが、この場合は家族の問題よりも、本人自身に働きかけていったほうが適切。
3.(×)作業療法とは、身体または精神に障害のあるものに対し、主としてその応用的動作能力又は社会的適応能力の回復を図るため、手芸や工作その他の作業を行うことをいう。この場合は適切な情報がない。
4.(×)現在、知人への恐怖があり、集団精神療法が適切とは言えない。


■精神保健及び精神障害者福祉に関する法律が規定する行動制限で、看護師の判断で行うことができるのはどれか。

1.隔離の実施
2.手紙発信の制限
3.身体的拘束の実施
4.ケア時、隔離の一時的中断

【正解】4
1.(×)第36条に述べられているように、精神保健指定医が必要と認める場合でなければ隔離を行うことはできない。
2.(×)第36条に述べられているように、信書の発受の制限は行ってはならない。
3.(×)第36条に述べられているように、精神保健指定医が必要と認める場合でなければ、身体的拘束を行うことはできない。
4.(○)医師の指示の範囲内であれば、看護師の判断で行うことは可能だと判断する。


■20歳の男性。両親は5年前に事故で他界し、73歳の祖母との2人暮らし。元来内気で友人も少ない。1年前から「心臓がとける」、「動くと心臓が変形して止まりそう」と言い、大学を中退し家に引きこもっている。家では1日中パソコンに向かい昼夜逆転となり、祖母が注意をするが聞き入れない。他県に住んでいた親戚がこのような状況に気付き、本人を連れて精神科病院を受診し、統合失調症と診断され任意入院となった。
みられる症状はどれか。

1.解離
2.体感幻覚
3.心気妄想
4.被害妄想
5.思考奔逸

【正解】2
1.(×)解離とは自分の身体を自分が支配しているという感覚がなくなったように感じることであり、訴えには当てはまらない。

2.(○)体感幻覚とは奇妙な体感の異常であり、心臓がとろける、変形するという訴えに当てはまる。

3.(×)心気妄想とは病気になっていないのに不治の病であると思い込むことであり、訴えには当てはまらない。

4.(×)被害妄想とは危害を加えられていないのに加えられていると思い込むことであり、訴えには当てはまらない。

5.(×)思考奔逸とは考えが次々にわき起こりまとまらないことであり、訴えには当てはまらない。


■20歳の男性。両親は5年前に事故で他界し、73歳の祖母との2人暮らし。元来内気で友人も少ない。1年前から「心臓がとける」、「動くと心臓が変形して止まりそう」と言い、大学を中退し家に引きこもっている。家では1日中パソコンに向かい昼夜逆転となり、祖母が注意をするが聞き入れない。他県に住んでいた親戚がこのような状況に気付き、本人を連れて精神科病院を受診し、統合失調症と診断され任意入院となった。

入院2か月、心臓に対する不安は継続しているものの症状はかなり軽減し、短時間の散歩もできるようになった。薬は看護師からその都度手渡されると拒否することなく服用している。病棟では1人で過ごすことが多く誘われれば将棋やトランプに参加する。患者は1か月以内に自宅に退院したいと希望している。退院に向けて優先されるのはどれか。

1.洗濯の指導
2.料理教室の勧め
3.服薬自己管理に向けた支援
4.スポーツを中心とした活動療法の勧め

【正解】3
1.(×)洗濯はいずれは必要になるかもしれないが、優先度は高くない。
2.(×)料理は現在のところ必要ではない。
3.(○)再燃・再発を予防するため、内服薬の自己管理ができるようになり、退院することが大切である。
4.(×)活動療法は必要ではあるが、最優先課題ではない。


■20歳の男性。両親は5年前に事故で他界し、73歳の祖母との2人暮らし。元来内気で友人も少ない。1年前から「心臓がとける」、「動くと心臓が変形して止まりそう」と言い、大学を中退し家に引きこもっている。家では1日中パソコンに向かい昼夜逆転となり、祖母が注意をするが聞き入れない。他県に住んでいた親戚がこのような状況に気付き、本人を連れて精神科病院を受診し、統合失調症と診断され任意入院となった。

退院に際し、患者が健康管理について心配しているため訪問看護を利用することとなった。祖母は、入院前は患者の世話や家事一切を行っていたが、最近は変形性膝関節症のため患者の部屋がある2階への行き来や掃除が負担になっている。訪問看護以外で適切な社会資源はどれか。2つ選べ。

1.就労継続支援
2.精神科デイケア
3.グループホーム
4.社会適応訓練事業
5.ホームヘルプサービス

【正解】2,5
1.(×)就労支援に関しては、いずれは必要になってくるが時期尚早である。

2.(○)引きこもりにならないように、居場所づくりや生活のリズムづくり、仲間との交流をもつことができるように精神科デイケアは必要である。

3.(×)現在のところ祖母と暮らすことができるので、必要ではない。

4.(×)協力事業所での作業に入り、集中力や持続力、環境への適応能力、対人関係能力を身につけるためにいずれ必要になってくるが、現在は時期尚早である。

5.(○)現在、祖母が変形性膝関節症により家事ができないため、ホームヘルプサービスを受けることが適切である。


■精神疾患と神経伝達物質の組合せで関係が深いのはどれか。

1.統合失調症 - ドパミン
2.アルツハイマー型認知症 - セロトニン
3.神経症 - アドレナリン
4.うつ病 - アセチルコリン

【正解】1
1.(○)統合失調症はドパミンの過剰と関連している。
2.(×)アルツハイマー型認知症はアセチルコリンと関連している。
3.(×)アドレナリンは交感神経と関連している。
4.(×)うつ病はセロトニンやノルアドレナリンが関係している。


■患者の父親は、飲酒と暴力とで家族に苦労をかけ亡くなった。その父親に面影が似ている担当看護師に対して不自然なほど拒否的で攻撃的になっている。患者にみられるのはどれか。

1.投影
2.逆転移
3.同一化
4.陰性転移

【正解】4
1.(×)投影とは、自分自身の認めたくない感情や衝動を他人が自分に対して持っているように思いこむことである。
2.(×)逆転移とは、患者が治療者に向ける個人的な感情に刺激されて、治療者の方も個人的な感情をもつことである。
3.(×)同一化とは、尊敬する人や好きな人の考え方や行動様式をまねたり感情移入したりすることである。
4.(○)陰性転移とは、患者が治療者に向けて怒りや拒否、軽蔑などの個人的な感情を向けることである。


■無為自閉の患者に作業療法が開始された。患者はプログラムに参加するがその場にいるだけという日が続いた。対応で適切なのはどれか。

1.作業への参加を患者に何度も促す。
2.参加の必要性を再度査定する。
3.活動できない理由を患者に聞いてみる。
4.患者の自主性が出てくるのを待つ。

【正解】3
1.(×)促すことはよいが、何度も促すと患者の負担になる。
2.(×)必要性を再検査する前に、患者の考えや気持ちを理解することを優先したい。
3.(○)患者にはプログラムに参加しない、できない理由があるはずである。そのため患者の主観的な気持ちや苦悩を確認しながら、患者自身が今後の自分の行動を決定できるように助言する必要がある。
4.(×)自発性が出てくるのを待つだけでなく、もう少し患者に働きかけるとよい。


■脳波検査が診断・治療に有用な疾患はどれか。

1.うつ病
2.てんかん
3.統合失調症
4.パーソナリティ障害

【正解】2
てんかんは、脳の一部または全体に自発的過剰放電が起こることによって、けいれん発作や意識障害が出現する疾患である。診断・治療には脳波検査が有用である。


■悪性症候群の症状はどれか。

1.徐脈
2.便秘
3.発熱
4.過飲水

【正解】3
悪性症候群は、抗精神病薬の投与中やパーキンソン病薬の中断時に起こる重篤な副作用である。38℃以上の発熱、筋固縮、意識障害、頻脈、低酸素血症、発汗、流涎、尿失禁、白血球増加、代謝性アシドーシスなどがある。


■精神科病院の社会復帰病棟でバス旅行を企画することとなった。対応で適切なのはどれか。

1.事前に服装を指定する。
2.規律的な集団行動を促す。
3.患者に全員参加であると伝える。
4.患者と話し合いながら計画を立てる。

【正解】4
1.(×)服装に気を使うよう話し合うのはよいが、指定する必要はない。
2.(×)集団行動を学習することは大切だが、規律的な行動を促すまでは必要ない。
3.(×)全員参加を強制するのは行き過ぎである。
4.(○)計画の段階から患者が参加するのは、患者の主体性を尊重し育むことになるのでのぞましい。


■53歳の男性。統合失調症で入院した。退院後、ホームヘルプ(居宅介護)の利用を希望している。事前に必要なのはどれか。

1.障害認定
2.要介護認定
3.生活保護認定
4.障害支援区分認定

【正解】4
1.(×)障害認定は、身体機能の障害や長期の安静を必要とする場合が対象である。
2.(×)要介護認定は、40歳以上65歳未満で特定疾患に該当する場合に対象となる。統合失調症は特定疾患に含まれていない。
3.(×)生活保護は、国で定める生活水準を下回る場合に、足りない部分を保障する制度である。
4.(○)障害者自立支援法に基づき、利用を希望するサービスに応じて障害支援区分認定を受ける必要がある。


■39歳の男性。統合失調症。発症から20年が経過している。単身生活をしているが、以前から言語化が苦手で対人関係に疲れ、不安焦燥感が強くなると過飲食となり、生活に困難をきたすほど飲食代がかさみ入退院を繰り返す傾向があった。今回も同様の状態となったため患者本人の希望で開放病棟に入院した。
患者は、絶えずコップを持って洗面所にいることが多い。また、自動販売機の前で清涼飲料水を飲んでいるのも観察され飲水過多傾向にあると思われた。対応で優先されるのはどれか。

1.飲水をやめるように話す。
2.身体症状があれば経過を観察する。
3.起床時と就寝時との尿比重を計測する。
4.本人の飲水用コップをナースステーションで管理する。

【正解】3
飲水過多かどうか客観的な評価がまず必要である。日中と睡眠時の飲水の状態を把握するのに、まず体重の変化と尿比重の変化を推測する。


■39歳の男性。統合失調症。発症から20年が経過している。単身生活をしているが、以前から言語化が苦手で対人関係に疲れ、不安焦燥感が強くなると過飲食となり、生活に困難をきたすほど飲食代がかさみ入退院を繰り返す傾向があった。今回も同様の状態となったため患者本人の希望で開放病棟に入院した。
入院後2週が経過した。不安は軽減しないが夜間は良く眠れている。身体的な訴えもない。入院時身長165cm、体重80kgであったが、今朝の排泄後の体重は85kgであった。体重増加の原因はどれか。

1.活動性低下
2.慢性的な便秘
3.うっ血性心不全
4.常同的な過飲食

【正解】4
1.(×)低活動の情報はない。また仮に低活動だったとしても2週間で5kgもの体重増加にはつながらない。
2.(×)慢性的な便秘の情報はない。
3.(×)うっ血性心不全の情報はない。
4.(○)患者は不安焦燥感が強くなると過食になるという情報がある。入院後の患者の不安は軽減しておらず、清涼飲料水を飲んでいたという情報もあることから、原因として過飲食が考えられる。


■19歳の男性。大学生。両親と兄の4人家族。1か月前から自室で独語をしながら片脚跳びをしている。母親に注意されると「『これをやめたら人生ゲームに乗り遅れる。やめたらおまえの負けだ』と言う声が聞こえてくる」と言い、夜間も頻繁に行っていた。母親が早く寝るように言うと、殴りかかろうとしたこともあった。次第に、食事や睡眠がとれなくなり、父親と兄に伴われ精神科病院を受診した。父親と精神保健指定医とに説得され入院の勧めに応じた。
入院形態はどれか。

1.措置入院
2.任意入院
3.医療保護入院
4.緊急措置入院

【正解】2
1.(×)措置入院とは、自傷他害の恐れがある患者に対し、2名以上の精神保健指定医が判断して、知事の権限で強制的に入院させる制度である。
2.(○)任意入院は本人の同意に基づく入院である。
3.(×)医療保護入院とは、本人の同意は得られないが、保護者の同意に基づいて入院させる制度である。
4.(×)緊急措置入院とは、自傷他害の恐れがあり、緊急を要すると精神保健指定医が判断し、知事が認めた場合の入院制度である。


■19歳の男性。大学生。両親と兄の4人家族。1か月前から自室で独語をしながら片脚跳びをしている。母親に注意されると「『これをやめたら人生ゲームに乗り遅れる。やめたらおまえの負けだ』と言う声が聞こえてくる」と言い、夜間も頻繁に行っていた。母親が早く寝るように言うと、殴りかかろうとしたこともあった。次第に、食事や睡眠がとれなくなり、父親と兄に伴われ精神科病院を受診した。父親と精神保健指定医とに説得され入院の勧めに応じた。

消灯後自室(個室)で片脚跳びを続けている患者に声をかけたところ、突然怒りだし、なだめようとするがゴミ箱を蹴るなどの攻撃性がエスカレートしてきた。対応で適切なのはどれか。

1.このままだと隔離室に入室することになると伝える。
2.複数の看護師が病室に出向いて話を聞く。
3.興奮を静めるためにタッチングをする。
4.乱暴な振る舞いをしないよう注意する。

【正解】2
1.(×)看護師の力をふりかざすと、患者の攻撃性を刺激することになり、適切でない。
2.(○)患者も看護師も安全であることが重要である。複数の看護師が来室すると、患者は安心しやすい。安心させたうえで話をするようにする。
3.(×)攻撃的な患者にタッチングしようとすると、患者は危険を感じてさらに攻撃的になりやすい。
4.(×)行動を注意することが、患者の攻撃性をさらに刺激することにつながる。


■19歳の男性。大学生。両親と兄の4人家族。1か月前から自室で独語をしながら片脚跳びをしている。母親に注意されると「『これをやめたら人生ゲームに乗り遅れる。やめたらおまえの負けだ』と言う声が聞こえてくる」と言い、夜間も頻繁に行っていた。母親が早く寝るように言うと、殴りかかろうとしたこともあった。次第に、食事や睡眠がとれなくなり、父親と兄に伴われ精神科病院を受診した。父親と精神保健指定医とに説得され入院の勧めに応じた。

患者は看護師に「声が聞こえてくると、どうしても片脚跳びをやってしまう」と訴えている。対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

1.「声が聞こえるのですね。つらいですね」
2.「誰が何と言っていますか。詳しく教えてください」
3.「体が心配です。できるだけ休んでください」
4.「片脚跳びをやめても何事も起きないから大丈夫ですよ」
5.「声が言っていることは間違っていますよ」

【正解】1,3
1.(○)幻聴に苦しんでいる患者の気持ちを推察して看護師が感じた感情を伝えるのは、看護師が行う最も重要なケアの一つである。
2.(×)詳しく問いただすことで、患者が幻聴の世界にますます入り込んでしまう。
3.(○)体を心配する看護師の言葉は患者に届くものである。
4.(×)現実を提示し、幻聴と距離を置かせることは重要だが、1.3の対応より優先度は低い。
5.(×)幻聴を否定すると、患者は反対に幻聴への確信を強めることが多い。


■統合失調症の陰性症状はどれか。

1.作為体験
2.感情鈍麻
3.滅裂思考
4.被害妄想

【正解】2
統合失調症には、幻覚や妄想、興奮といった陽性感情と、感情鈍麻を主体とした陰性感情がある。


■パニック発作でみられるのはどれか。

1.便秘
2.強い怒り
3.強い予期不安
4.間代性けいれん

【正解】3
パニック発作とは、これといった前ぶれもなく、突如として動悸・息切れ・胸部圧迫感・震え・死の不安などに襲われることをいう。また、パニック発作を起こすのではないかという予期不安をもつのも特徴である。


■65歳の男性。脳炎後に些細なことで興奮するようになって入院した。翌日、午後のおやつを食べた直後に、患者は「おやつはどうしたんだ。俺のだけ隠しているだろう」と強い口調で言った。対応で誤っているのはどれか。

1.「そんなに怒らないでください」
2.「何を食べることになっていましたか」
3.「おやつの時間にはいらしてましたよ」
4.「言いに来てくださってありがとうございます」

【正解】1
1.(○)患者の怒りを否定する表現は、患者の怒りを助長する可能性が高く、逆効果である。
2.(×)確認に働きかけることで、怒りが軽減する場合がある。
3.(×)事実を呈示して、現実検討力を高めることが役立つ患者もいる。
4.(×)患者が言いにきてくれたことを認めて、言うことができていると評価することが効果的な患者もいる。


■「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」の平成7年(1995年)改正で充実が図られたのはどれか。

1.精神障害者の福祉
2.通院医療費の公費負担
3.社会復帰施設の法制化
4.患者の意思に基づいた入院形態

【正解】1
1.(○)精神障害者の社会復帰、自立と社会参加の促進に加え、障害者福祉の観点が取り入れられた。
2.(×)通院医療費の公費負担については、従来の「精神保健法」から始まっている。
3.(×)社会復帰施設の法制化は1987年に始まっている。
4.(×)任意入院としての患者の意思に基づいた入院制度は古くからある。


■52歳の男性。会社員。9年前にアルコール依存症のために入院し、3か月のアルコール依存症リハビリテーションプログラムを受け退院した。退院後は自助グループに参加しながら順調に断酒を続けていたが、最近の半年間は参加していなかった。5日前から連続飲酒を始め、やめることができずに家族に付き添われて精神科病院を受診した。患者は、医師の説得に応じて2度目の入院をした。

入院直後から粗大な全身の震え、不眠、多量発汗がみられた。眼振はなかった。前回の入院時には、入院3日に「壁中に虫が這いまわっている」と訴え落ち着かない状況があった。今後の状態で最も予測されるのはどれか。

1.肝性昏睡
2.振戦せん妄
3.ウェルニッケ脳症
4.アルコール性認知(痴呆)症

【正解】2
1.(×)肝性脳症は、肝硬変の非代償期でアンモニアの代謝が肝臓でできなくなり、脳障害を起こした状態である。
2.(○)振戦せん妄とは、アルコールを長期に過剰に摂取した依存症患者が、断酒したときに出現するせん妄状態をいう。不安・興奮・錯乱などのほか、小動物の幻視、手指の振戦、頻脈、発汗などがみられる。
3.(×)ウェルニッケ脳症とは、重篤な脳障害のひとつである。
4.(×)アルコール性認知症とは、長期のアルコール摂取によって脳に器質的な病変を起こし、痴呆症状が出現するものをいう。


■35歳の男性。浪費と近所の人に対する暴力のため入院した。20歳代から精神科外来に通院し、気分安定(感情調整)薬が処方されているが、服薬を中断して入退院を繰り返している。入院には同意しているが、看護師に対して大声を出して威嚇し、足で蹴ろうとする。食事と水分はこの5日間ほとんど摂っていない。
この時点の患者のアセスメントで正しいのはどれか。

1.躁状態
2.かん黙状態
3.せん妄状態
4.幻覚妄想状態

【正解】1
1.(○)躁状態では、気分の高揚、興奮などが起こり、多弁・多動の状態が起こる。興奮により自己コントロールがきかないなどの特徴がある。
2.(×)かん黙状態とは、発声機能に障害がなく、失語症もないのに喋らない状態である。
3.(×)せん妄とは軽度~中等度の意識混濁に幻覚が加わり、不安や興奮を伴っている状態である。
4.(×)幻覚妄想状態とは、幻聴や幻視とともに被害妄想などの思考の障害を体験している状態である。


■35歳の男性。浪費と近所の人に対する暴力のため入院した。20歳代から精神科外来に通院し、気分安定(感情調整)薬が処方されているが、服薬を中断して入退院を繰り返している。入院には同意しているが、看護師に対して大声を出して威嚇し、足で蹴ろうとする。食事と水分はこの5日間ほとんど摂っていない。

患者は服薬を勧める看護師に「おまえは俺を廃人にしようとしている。俺をだまそうとしてもそうはいかない」と激しく攻撃したため、患者に必要性を説明した上で抗精神病薬を点滴静脈内注射し、休息を確保することになった。最も優先される観察項目はどれか。

1.排泄
2.体重
3.発熱
4.嘔気

【正解】3
抗精神病薬の点滴静脈内注射を行う場合は、悪性症候群の副作用に注意する。興奮が強く、拒食傾向のある患者ほど副作用(筋硬直、発熱、発汗、頻脈、昏迷など)が出現しやすい。


■統合失調症で長期入院している患者。体格はやせ型で中背、活動性はやや低下している。状態が安定し退院が予定され、受け持ち看護師を中心とした支援チームが作られた。参加を求める職種で優先度の高いのはどれか。
a.管理栄養士
b.精神保健福祉士
c.作業療法士
d.理学療法士

1.a、b
2.a、c
3.b、c
4.c、d

【正解】3
1.(×)食事の栄養的な側面ではなく、退院に際して食生活を自分で整えるためにはどうしたらよいかを検討する必要がある。
2.(○)精神保健福祉士は、日常生活を営むうえでの収入源や社会保障費をはじめ、退院後の生活における社会資源などを検討するうえで重要な役割を果たす。
3.(○)患者の活動性が低下しているので、作業療法士による日常生活技能を高めるための助言が必要になる。
4.(×)理学療法士は身体機能の維持、増進に働きかける職種であるが、本事例での必要性は低い。


■精神保健活動における二次予防はどれか。

1.精神科デイケアで生活技能訓練〈SST〉を行う。
2.精神疾患をもつ人々に、再燃を予防するための教育を行う。
3.地域の住民を対象に、ストレスマネジメントの講演会を行う。
4.会社の健康診断でうつ傾向があると判断された人に面接を行う。

【正解】4
1.(×)生活技能訓練(SST)は、日常生活を送るためのリハビリテーションにあたり、三次予防の活動である。
2.(×)再燃予防の教育は、三次予防にあたる。
3.(×)ストレスマネジメントは健康増進活動であるため、一次予防に該当する。
4.(○)早期発見、早期治療にあたるため、二次予防である。


■フロイト.Sのいう現実原則に従って機能し、防衛機制を働かせるのはどれか。

1.イド
2.自我
3.超自我
4.リビドー

【正解】2
1.(×)イドとは心的エネルギーの源のことである。
2.(○)自我とは、現実的に受け入れられる形でイドを満足させる(防衛機制)働きをもつ。
3.(×)超自我とは、自我を監視する役割を担う。
4.(×)リビドーとは、人間に生得的に備わっている「本能」エネルギーのことである。


■精神保健福祉センターの役割はどれか。

1.精神障害者の更生保護
2.精神障害児の緊急一時保護
3.精神障害者への障害年金の給付
4.市町村への精神保健業務の技術指導

【正解】4
1.(×)更生保護とは、犯してしまった罪を償い、社会の一員として立ち直るのを助けることで、精神障害者が罪を犯した場合でも、その管轄は保護観察所となる。
2.(×)短期入所施設(ショートステイ)の役割である。
3.(×)障害者年金は、対象者がそのときに加入していた年金制度から給付される。
4.(○)精神保健福祉センターとは、精神保健の向上と精神障害者福祉の増進のため、精神保健に関する知識の普及、調査・研究・相談・指導等を行う。精神保健福祉法によって都道府県及び政令指定都市に設置することが定められている。


■精神障害者保健福祉手帳について正しいのはどれか。2つ選べ。

1.交付を受けた者の写真は添付しない。
2.交付を受けた者は、住民税の控除が受けられる。
3.精神保健及び精神障害者福祉に関する法律で規定されている。
4.交付を受けた者の公共交通機関運賃の割引は、全国一律で適用される。
5.交付を受けた者は、精神障害の状態についての認定を毎年受ける必要がある。

【正解】2,3
1.(×)交付を受けた者の写真を添付する。
2.(○)交付を受けた者は、住民税の控除が受けられる。
3.(○)精神保健及び精神障害者福祉に関する法律で規定されている。
4.(×)交付を受けた者の公共交通機関運賃の割引は、自治体によって異なる。
5.(×)精神障害者保健福祉手帳の有効期限は2年間で、2年ごとに更新を行う必要がある。 


■リラクセーション法はどれか。2つ選べ。

1.自律訓練法
2.サイコドラマ
3.認知再構成法
4.漸進的筋弛緩法
5.アサーショントレーニング

【正解】1,4
1.(○)自律訓練法はシュルツが始めた、リラクセーションの自己催眠の方法である。
2.(×)サイコドラマはモレニによって始められ、演技を通じて理解を深めていく集団精神療法である。
3.(×)認知再構成法は思考記録表を用い、どのような気分がしてどのようなことを考えたのか、他の考え方はないのか改善の糸口をみつける。
4.(○)漸進的筋弛緩法は、手から徐々に身体の筋をリラックスしていく方法である。
5.(×)アサーショントレーニングは、自己主張訓練で自分の考えを伝えようとする。


■知覚障害はどれか。

1.幻味
2.離人症
3.注察妄想
4.観念奔逸

【正解】1
1.(○)幻味は感覚の異常である。
2.(×)離人症は思考の障害である。
3.(×)注察妄想は思考の障害である。
4.(×)観念奔逸は思考の障害である。


■認知行動療法で最も期待される効果はどれか。

1.過去の心的外傷に気付く
2.薬物療法についての理解が深まる
3.物事の捉え方のゆがみが修正される
4.自分で緊張を和らげることができるようになる

【正解】3
1.(×)精神分析療法の目的である。
2.(×)服薬指導の目的である。
3.(○)認知行動療法では、患者の認知のゆがみを修正し、問題解決ができるように働きかける。
4.(×)自律訓練法などのリラクセーション技法の目的である。


■精神科デイケアの目的はどれか。

1.陽性症状を鎮静化する
2.社会生活機能を回復する
3.家族の疾病理解を深める
4.単身で生活できるようにする

【正解】2
1.(×)入院施設の目的である。
2.(○)精神科デイケアの目的である。
3.(×)精神障害者家族会等の目的である。
4.(×)地域生活支援センターの目的である。


■現在の日本の精神医療について正しいのはどれか。

1.精神および行動の障害で入院した患者で最も多いのはうつ病である
2.人口当たりの精神病床数はOECD加盟国の中では低い水準である
3.各都道府県及び政令指定都市に精神保健福祉センターが設置されている
4.精神障害者保護福祉手帳制度によって外来通院の医療費の給付が行われる

【正解】3
1.(×)精神および行動の障害とは、認知症や人格障害、依存症などをさす。
2.(×)人口当たりの精神病床数はOECD加盟国の中で最も高い。
3.(○)精神保健福祉センターとは、精神保健福祉法に定められた精神障害者の福祉の増進を図るために設置された機関であり、各都道府県及び政令指定都市に設置義務がある。
4.(×)自立支援医療費(精神通院医療)制度による。


■意識障害を伴わないてんかん発作はどれか。

1.欠神発作
2.強直間代発作
3.単純部分発作
4.複雑部分発作

【正解】3
1.(×)数秒から数十秒間、突然に意識消失し、すばやく回復する。
2.(×)意識喪失とともに強直発作(全身を硬直させ、ガクガクと全身がけいれんする)が出現する。
3.(○)意識は保たれている。
4.(×)意識は消失している。


■断酒会について正しいのはどれか。

1.講義が中心である。
2.看護師がリーダーを務める。
3.共通の悩みを持つメンバーで構成される。
4.飲酒した時は退会することが決まっている。

【正解】3
1.(×)会員がお互いに自分のアルコールに関連した体験を語り合う。
2.(×)会員がリーダーを務める。
3.(○)断酒を続けたいと考えるメンバーで構成されている。
4.(×)飲酒によって退会させられることはない。飲酒してしまった体験を語り合うこともメンバーの学びになる。


■精神遅滞について正しいのはどれか。2つ選べ。

1.適応機能の不全がある。
2.有病率は7%程度である。
3.知能指数がおよそ70またはそれ以下である。
4.他の精神障害が併存する割合は健常児より低い。
5.検査は改訂版長谷川式簡易知能評価スケール〈HDS-R〉が用いられる。

【正解】1,3
1.(○)精神遅滞とは、知的障害に加えて生活面(適応機能)にも問題がある場合と解釈されている。
2.(×)有病率は2~3%といわれる。
3.(○)知能指数が70またはそれ以下である。
4.(×)健常児に比べて他の精神障害が併存する割合が高い。
5.(×)知能検査として、田中ビネーやWISCが用いられる。


■Aさんは約1年前から覚醒剤を始め、警察が介入して入院した。Aさんは「覚醒剤を吸引すると気持ちよくなるし、疲れなくなるので止められませんでした」と言う。Aさんの薬物に対する状態はどれか。

1.依存
2.乱用
3.急性中毒
4.慢性中毒

【正解】1
1.(○)やめようとしてもやめられなくなることを「依存」という。
2.(×)乱用とは、一定の基準や限度を越えてむやみに使うことをいう。
3.(×)急性中毒とは、 短期間で化学物質が生体に作用して、急に疾病状態に陥ることである。
4.(×)慢性中毒とは、長い期間をかけて化学物質が生体に蓄積し、徐々に疾病状態に陥ることである。


■事実に反する内容にもかかわらず、正しいと確信し訂正不可能な思考障害はどれか。

1.妄想
2.思考途絶
3.連合弛緩
4.観念奔逸

【正解】1
1.(○)妄想とは、事実に反する内容にも関わらず、正しいと確信し、訂正不能な状態である。
2.(×)思考途絶とは思考の流れが急に途絶えることである。
3.(×)連合弛緩とは、言葉が意味のある結びつきを失った状態で、話がまとまらなくなることである。
4.(×)観念奔逸とは、考えが過剰に現れて、全体として統一のない話をしゃべりまくることである。


■発達段階と心の健康問題の組合せで最も関連が強いのはどれか。

1.幼児期―摂食障害
2.青年期―分離不安
3.成人期―アルコール依存症
4.老年期 ― 青い鳥症候群

【正解】3
1.(×)摂食障害は思春期から青年期にかけて起こりやすく、特に女子に多い。
2.(×)分離不安は幼児期に起こりやすい。
3.(○)アルコール依存症は成人期に起こりやすい。
4.(×)青い鳥症候群とは、期待されていることと現実との落差がわからず、自分の進路などで自己決定ができない状態をさし、青年期に起こりやすい問題である。


■神経伝達物質と精神疾患の組合せで最も関連が強いのはどれか。

1.ドパミン―脳血管性認知症
2.セロトニン―うつ病
3.ヒスタミン―Alzheimer<アルツハイマー>病
4.アセチルコリン―統合失調症

【正解】2
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさんの母親は過干渉で、Aさんが反論すると厳しい口調でいつまでもAさんを批判し続けるため、Aさんは母親との関係に悩んできた。その母親と同年代で体格が似ている担当看護師に対し、Aさんは常に反抗的な態度をとり、強い拒絶を示している。Aさんにみられるのはどれか。

1.投影
2.逆転移
3.反動形成
4.陰性転移

【正解】4
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■精神科病院に医療保護入院をしている患者から退院請求があった。入院継続の適否について判定するのはどれか。

1.保健所
2.地方裁判所
3.精神医療審査会
4.地方精神保健福祉審議会

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■精神障害者のリカバリ<回復>の考え方で正しいのはどれか。2つ選べ。

1.患者に役割をもたせない。
2.薬物療法を主体に展開する。
3.患者の主体的な選択を支援する。
4.患者のストレングス<強み・力>に着目する。
5.リカバリ<回復>とは病気が治癒したことである。

【正解】3,4
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(20歳、男性、大学生)は、皆が自分を嫌っていると言い、昨年から大学を休学し、 1人暮らしのアパートで引きこもるようになった。先週、アパートで夜中に大声で叫ぶ日が続いたため、アパートの管理人から両親へ連絡があった。Aさんの両親がAさんの部屋に入ってみると、窓は新聞紙で覆われていた。Aさんは「1日中誰かに見張られている。あなたは親じゃない」と叫び続けるため、精神科病院に入院した。Aさんは、統合失調症と診断され非定型抗精神病薬による治療が開始された。
Aさんは5日日ころから日中は臥床して過ごし、夜間は熟睡するようになった。
食事の時間に遅れてくることが多く、看護師の声かけにほとんど反応しない。他の患者との交流もない。
この時期の看護師の対応として最も適切なのはどれか。

1.食事摂取の介助をする。
2.作業療法への参加を促す。
3.日中の休息時間を維持する。
4.食事時間を守るよう注意する。

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(20歳、男性、大学生)は、皆が自分を嫌っていると言い、昨年から大学を休学し、 1人暮らしのアパートで引きこもるようになった。先週、アパートで夜中に大声で叫ぶ日が続いたため、アパートの管理人から両親へ連絡があった。Aさんの両親がAさんの部屋に入ってみると、窓は新聞紙で覆われていた。Aさんは「1日中誰かに見張られている。あなたは親じゃない」と叫び続けるため、精神科病院に入院した。Aさんは、統合失調症と診断され非定型抗精神病薬による治療が開始された。
入院後1か月。Aさんは体重が3kg増加加した。バイタルサインに異常はない。血液検査データは空腹時血糖200mg/dL、HbA1c5.2%である。入院時の空腹時血糖は80mg/dLであった。Aさんと両親に特記すべき既往歴はない。
Aさんにみられる非定型抗精神病薬の副作用(有害事象)で最も考えられるのはどれか。

1.水中毒
2.拘禁反応
3.悪性症候群
4.耐糖能の異常

【正解】4
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(20歳、男性、大学生)は、皆が自分を嫌っていると言い、昨年から大学を休学し、 1人暮らしのアパートで引きこもるようになった。先週、アパートで夜中に大声で叫ぶ日が続いたため、アパートの管理人から両親へ連絡があった。Aさんの両親がAさんの部屋に入ってみると、窓は新聞紙で覆われていた。Aさんは「1日中誰かに見張られている。あなたは親じゃない」と叫び続けるため、精神科病院に入院した。Aさんは、統合失調症と診断され非定型抗精神病薬による治療が開始された。
入院後2か月。症状も落ち着いてきたため、退院の準備をすることになった。Aさんは看護師に「病気はもう治ったのに、いつまで薬を飲まなければならないのか。薬を飲むと頭がぼんやりする。体力がなくなった気がする」と話した。Aさんの退院の準備のために行う支援で優先度が高いのはどれか。

1.回想法
2.復学準備
3.服薬心理教育
4.筋カトレーニング

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■プロセスレコードについて正しいのはどれか。

1.看護過程の1つの段階である。
2.患者と家族間の言動を記述する。
3.看護師の対人関係技術の向上に活用する。
4.患者の精神症状をアセスメントする方法である。

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■集団精神療法の効果が最も期待できるのはどれか。

1.過眠症
2.躁状態
3.薬物依存症
4.小児自閉症

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(60歳、男性)は、統合失調症で20年前から抗精神病薬を服用している。常に口を動かしているため、何か食べていないか看護師が口の中を確認するが、何も口には入っていない。Aさんは「勝手に口と舌が動いてしまう」と言う。Aさんに現れている症状はどれか。

1.被害妄想
2.作為体験
3.カタレプシー
4.遅発性ジスキネジア
5.静座不能<アカシジア>

【正解】4
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■精神科病棟における身体拘束時の看護で正しいのはどれか。2つ選べ。

1.1時間ごとに訪室する。
2.拘束の理由を説明する。
3.水分摂取は最小限にする。
4.患者の手紙の受け取りを制限する。
5.早期の解除を目指すための看護計画を立てる。

【正解】2,5
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(52歳、女性、専業主婦)は、夫と2人の息子との4人で暮らしている。Aさんは内向的な性格であり、順番にまわってきた町内会の役員を引き受けたことで悩むことが多くなった。2か月前から食欲不振と不眠が続いている。1か月前から家事ができなくなり、死んでしまいたいと言い始めたため、夫が付き添って精神科を受診したところうつ病、と診断された。
Aさんは「いつも体がだるくて、何もしたくない。生きていても皆に迷惑がかかるだけだ」と話す。体重減少と長期間続く不眠のため、疲れ果てた様子をみせていることから、その日のうちに入院し、薬物治療が開始された。
入院当日の観察項目で優先度が高いのはどれか。

1.清潔状態
2.水分摂取量
3.意識レベル
4.他者との交流状況

【正解】2
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(52歳、女性、専業主婦)は、夫と2人の息子との4人で暮らしている。Aさんは内向的な性格であり、順番にまわってきた町内会の役員を引き受けたことで悩むことが多くなった。2か月前から食欲不振と不眠が続いている。1か月前から家事ができなくなり、死んでしまいたいと言い始めたため、夫が付き添って精神科を受診したところうつ病、と診断された。
Aさんは「いつも体がだるくて、何もしたくない。生きていても皆に迷惑がかかるだけだ」と話す。体重減少と長期間続く不眠のため、疲れ果てた様子をみせていることから、その日のうちに入院し、薬物治療が開始された。
入院後1か月。Aさんは「私は役に立たない人間です。昔から妻や母親としての役割を果たせていませんでした」と発言している。食事は3分の2を摂取できるようになり、夜間も眠れていることから、主治医は認知療法への参加を勧めた。この時点の認知療法で修正するのはどれか。

1.内向的な性格
2.低下した意欲
3.Aさんと息子との親子関係
4.自分は役に立たない人間だという考え方

【正解】4
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(52歳、女性、専業主婦)は、夫と2人の息子との4人で暮らしている。Aさんは内向的な性格であり、順番にまわってきた町内会の役員を引き受けたことで悩むことが多くなった。2か月前から食欲不振と不眠が続いている。1か月前から家事ができなくなり、死んでしまいたいと言い始めたため、夫が付き添って精神科を受診したところうつ病、と診断された。
Aさんは「いつも体がだるくて、何もしたくない。生きていても皆に迷惑がかかるだけだ」と話す。体重減少と長期間続く不眠のため、疲れ果てた様子をみせていることから、その日のうちに入院し、薬物治療が開始された。
入院後1か月。Aさんは「私は役に立たない人間です。昔から妻や母親としての役割を果たせていませんでした」と発言している。食事は3分の2を摂取できるようになり、夜間も眠れていることから、主治医は認知療法への参加を勧めた。
入院後2か月。Aさんと夫は主治医と面接し、Aさんは2週後に自宅への退院を目指すことになった。それ以来、Aさんは積極的に病院から自宅への外出を繰り返すようになったが、夕方に外出から戻ってくるとすぐにベッドに入り臥床していることが多くなった。
うつ病の回復期にあるAさんについて情報収集する項目で優先度が高いのはどれか。

1.希死念慮の確認
2.外出時の食事内容
3.外出時の服薬状況
4.Aさんの家庭の経済状況

【正解】1
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■A君(8歳、男児)は、携帯型電子ゲームやサッカーが好きである。A君は宿題をしているときに、突然意識を失い、10数秒持続する四肢の屈曲を伴うけいれんを起こした。その後、全身の筋肉の収縮と弛緩を繰り返すけいれんが10秒程度続き、A君の呼吸は停止しチアノーゼが認められた。けいれんが終了し呼吸は回復したが、意識障害が持続していたため病院に救急搬送された。
A君の意識は徐々に回復したが、健忘が認められる。頭部CT検査で頭部外傷は認められなかった。A君はてんかんの疑いで入院した。A君に対する検査で優先度が高いのはどれか。

1.脳波検査
2.知能検査
3.人格検査
4.脳脊髄液検査

【正解】1
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■A君(8歳、男児)は、携帯型電子ゲームやサッカーが好きである。A君は宿題をしているときに、突然意識を失い、10数秒持続する四肢の屈曲を伴うけいれんを起こした。その後、全身の筋肉の収縮と弛緩を繰り返すけいれんが10秒程度続き、A君の呼吸は停止しチアノーゼが認められた。けいれんが終了し呼吸は回復したが、意識障害が持続していたため病院に救急搬送された。
A君の意識は徐々に回復したが、健忘が認められる。頭部CT検査で頭部外傷は認められなかった。A君はてんかんの疑いで入院した
入院後1週。A君は同じ病室に入院している他の患児と話したり、漫画を読んだりしてベッド上で過ごしている。入院後は抗てんかん薬を服用し、発作はみられていない。このときのA君への指導内容で最も適切なのはどれか。

1.1人で入浴する。
2.病棟の外を散歩する。
3.好きな携帯型電子ゲームで遊ぶ。
4.病棟レクリエーションヘ参加する。

【正解】4
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■A君(8歳、男児)は、携帯型電子ゲームやサッカーが好きである。A君は宿題をしているときに、突然意識を失い、10数秒持続する四肢の屈曲を伴うけいれんを起こした。その後、全身の筋肉の収縮と弛緩を繰り返すけいれんが10秒程度続き、A君の呼吸は停止しチアノーゼが認められた。けいれんが終了し呼吸は回復したが、意識障害が持続していたため病院に救急搬送された。
A君の意識は徐々に回復したが、健忘が認められる。頭部CT検査で頭部外傷は認められなかった。A君はてんかんの疑いで入院した
入院後1週。A君は同じ病室に入院している他の患児と話したり、漫画を読んだりしてベッド上で過ごしている。入院後は抗てんかん薬を服用し、発作はみられていない。
入院後1か月。A君の退院が決定した。A君の家族に対する説明として適切なのはどれか。2つ選べ。

1.「今後サッカーは禁止です」
2.「十分な睡眠をとらせてください」
3.「規則正しい服薬が発作を予防します」
4.「発作時はタオルを口にかませてください」
5.「学校には病名を知らせる必要はないでしょう」

【正解】2,3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


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