ナーススクエア
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第105回看護師国家試験

看護師国家試験アプリ一斉模試問題 11月28日実施分

2015年11月29日 3,963 アクセス

第105回看護師国家試験に向けての一斉模試を、ナース専科の国家試験対策アプリ上でおこないました。2015年11月28日の模試問題の一覧を公開します。
次回の模試は12月5日におこないますので、看護学生の方はぜひご参加ください。
アプリ上で模試に参加すると卒業年別の平均点がご覧いただけます。
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11月28日看護師国家試験分野別模試(在宅)

■要介護2の在宅療養者が介護保険で利用できるのはどれか。

1.歩行器の貸与
2.外来での機能訓練
3.主治医による往診
4.緊急通報システムの設置

【正解】1
1.(○)要介護2の場合、てすり、スロープ、歩行器、歩行補助杖が貸与可能である。
2.(×)介護保険で利用できるのは、外来でではなく訪問リハビリテーション、通所リハビリテーションである。
3.(×)介護保険における居宅療養管理指導は、計画的な医学管理のもとに定期的に訪問して実施されるものをいう。患者の求めや必要に応じて行われる往診とは異なる。
4.(×)緊急通報システムの設置は、高齢者福祉サービスで利用できる。


■在宅療養者と家族に関わる訪問看護師の基本的な対応で適切なのはどれか。

1.指示的な態度をとる。
2.必要な情報や代替案を提供する。
3.利用できるサービスの選定を行う。
4.看護師と家族で介護方針を決める。

【正解】2
1.(×)指示的な態度ではなく、療養者と家族の意向を十分に確認して対応する。
2.(○)療養者や家族が療養に必要な知識や介護方法について選択の幅を広げられるように、必要な情報や代替案を提供する。
3.(×)看護師は療養者と家族が選択できるような支援を行う。
4.(×)看護師は療養者と家族が介護方針を決定できるように支援する。


■ターミナル期にある療養者の家族に対する予期的悲嘆への援助で適切なのはどれか。

1.混乱している時は積極的に励ます。
2.予想される身体的変化は説明しない。
3.感情を表出することがよいと伝える。
4.最後の別れには触れないようにする。

【正解】3
1.(×)混乱しているときは、家族の不安を十分に受け止める。
2.(×)突然の症状悪化に対して家族がパニックにならないように、予想される身体的変化についてあらかじめ家族に知らせる。
3.(○)家族の死を目前にして、不安になることは当然であると説明し、家族の思いや感情を表出させる。
4.(×)家族が療養者の死と向き合い、充実した看取りができるように死の準備教育を行う。


■在宅酸素療法中(1L/分)の1人暮らしの高齢者が散歩を希望している。選択する機器で最も適切なのはどれか。

1.液体酸素子容器
2.膜型酸素濃縮器
3.吸着型酸素濃縮器
4.携帯型酸素ボンベ

【正解】4
1.(×)液体酸素小容器の親容器からからの充填は、高齢者の誰もができるわけではない。
2.(×)膜型酸素濃縮器は高分子膜を使って空気から酸素をとりだすことができる。とりだせる酸素の濃度は40%である。
3.(×)吸着型酸素濃縮器は、吸着器に空気中の窒素を吸着させて濃縮した酸素を作り出す。90%以上の濃縮酸素を得ることができる。
4.(○)携帯型酸素ボンベは外出時や酸素濃縮器の故障時や緊急時に向いている。


■在宅人工呼吸療法の日常の管理で,療養者および家族への指導で適切なのはどれか。

1.フィルターの交換は業者が行う。
2.アンビューバッグの使用方法を練習する。
3.アラームが鳴ったら直ちに業者に連絡する。
4.加温加湿器内の滅菌蒸留水は週1回交換する。

【正解】2
1.(×)フィルターは定期的な交換が必要である。本人・家族が汚れに応じて交換できるよう指導する。
2.(○)アンビューバッグでの用手人工呼吸は、停電時や呼吸器の故障時などの緊急時に行うため指導が必要である。
3.(×)アラームが鳴ったときのチェックポイントとその対応について指導する。
4.(×)加温加湿器の蒸留水は毎日交換し、指定水位と設定温度を確認する。


■在宅中心静脈栄養法(HPN)が必要な療養者とその家族。看護師の退院指導で適切なのはどれか。

1.刺入部周囲の皮膚の観察は訪問看護師に限定する。
2.使用済の針は市町村の分別ゴミに出す。
3.輸液バッグ交換時は手洗いをする。
4.体温測定は隔日に行う。

【正解】3
1.(×)家族がカテーテルの異常に気付き、対応できるようにカテーテルの固定状況や液もれの有無、感染徴候について指導する。
2.(×)使用済みの針は在宅医療廃棄物として市町村が指定する廃棄方法に従う。
3.(○)無菌操作を行うため、石けんで手を洗い、流水で洗浄し、速乾性消毒薬で消毒する。
4.(×)体温測定は毎日定時に行う。


■74歳の男性。70歳の妻と2人暮らし。1ヶ月前に脳梗塞を発症し入院した。右不全麻痺があるが病状が安定していたため3日前に在宅療養となった。療養者は麻痺が受け入れられず、1人で食事を摂取する意欲が乏しく、退院後の食事はベッド上で座位になり妻の介助で軟らかいものを経口摂取している。初回訪問時に妻から「食事に時間がかかって困ります」と訪問看護師に相談があった。食事の様子を観察すると、麻痺側の口腔内の食べ物は残りがちで、お茶はスプーンで摂取しているがむせることがある。

妻への食事介助の指導で適切なのはどれか。

1.食物は細かく刻む
2.液体はとろみをつける。
3.香辛料を用いる。
4.一口量は多くする。

【正解】2
1.(×)食事を細かく刻むことで、かえってむせやすくなる。
2.(○)とろみをつけることで嚥下しやすく、むせにくくなる。
3.(×)香辛料の使用は、口腔内を刺激してむせの原因になる。
4.(×)一口を多くすると麻痺側に食べ物が残ってしまうので不適切である。


■74歳の男性。70歳の妻と2人暮らし。1ヶ月前に脳梗塞を発症し入院した。右不全麻痺があるが病状が安定していたため3日前に在宅療養となった。療養者は麻痺が受け入れられず、1人で食事を摂取する意欲が乏しく、退院後の食事はベッド上で座位になり妻の介助で軟らかいものを経口摂取している。初回訪問時に妻から「食事に時間がかかって困ります」と訪問看護師に相談があった。食事の様子を観察すると、麻痺側の口腔内の食べ物は残りがちで、お茶はスプーンで摂取しているがむせることがある。

嚥下障害の悪化を予防するために嚥下運動を勧めた。妻への指導で最も適切なのはどれか。

1.食前にアイスマッサージをする。
2.食事時の体位は頸部を後屈する。
3.食後に肩の運動を促す。
4.食後に深呼吸を促す。

【正解】1
1.(○)食事前のアイスマッサージは、嚥下に関する器官を適切に刺激し、食事の準備状態をつくる。
2.(×)頸部の後屈は誤嚥を助長させる。むしろ頸部を前屈させた方がよい。
3.(×)嚥下訓練としての肩の運動は、食後ではなく食前に行うと良い。
4.(×)食後に深呼吸を促すことで、口腔内に残った残渣が気道内に入りやすくなるため避ける。


■74歳の男性。70歳の妻と2人暮らし。1ヶ月前に脳梗塞を発症し入院した。右不全麻痺があるが病状が安定していたため3日前に在宅療養となった。療養者は麻痺が受け入れられず、1人で食事を摂取する意欲が乏しく、退院後の食事はベッド上で座位になり妻の介助で軟らかいものを経口摂取している。初回訪問時に妻から「食事に時間がかかって困ります」と訪問看護師に相談があった。食事の様子を観察すると、麻痺側の口腔内の食べ物は残りがちで、お茶はスプーンで摂取しているがむせることがある。

嚥下訓練を継続したことでむせることがなくなり、1人で食事を摂取することに意欲がみられ始めた。療養者は右利きであり「右手で自分で食べたい」と言う。妻も「少しでも自分で食事ができるようにしたい」と言う。指導で適切なのはどれか。

1.従来使用していた箸を使う。
2.スプーンの握りを太くする。
3.体の左側を枕などで固定する。
4.オーバーヘッドテーブルの高さは胸の位置にする。

【正解】2
1.(×)箸の使用は食事がしにくくなるため不適切である。
2.(○)スプーンの握りを太くすることで食事がしやすくなり、それによって患者の食事への意欲が増すと考えられる。
3.(×)右片麻痺の人は、座位姿勢で右に傾きやすい。そのため右側に枕などをおいて固定すると良い。
4.(×)胸の高さでは、腕が動かせず、食事がしにくくなってしまう。


■3歳の男児。脳性麻痺で四肢と体幹の著しい運動障害があり身体障害者障害程度1級を受けている。姿勢保持および移動・移乗は全介助である。食事は母親が介助し経口摂取しているが,誤嚥性肺炎で入退院を繰り返している。今回は経鼻からの経管栄養法となり昨日退院した。父親は海外に単身赴任しており介護は母親に任されている。週1回の訪問看護サービスを利用している。 

訪問看護師が実施する母親への経管栄養法の指導で適切なのはどれか。

1.粘ちょう度の低い栄養剤の選択
2.注入時の体位の保持
3.無菌的な注入操作
4.注入前の排便

【正解】2
1.(×)粘ちょう度の低い栄養剤は、逆流しやすく誤嚥の原因となるため適切でない。
2.(○)誤嚥防止のために上半身の挙上が維持できるよう指導する必要がある。
3.(×)経管栄養は無菌である必要はない。
4.(×)注入前の排便は、児の習慣に応じて指導するが、優先度は低い。


■3歳の男児。脳性麻痺で四肢と体幹の著しい運動障害があり身体障害者障害程度1級を受けている。姿勢保持および移動・移乗は全介助である。食事は母親が介助し経口摂取しているが、誤嚥性肺炎で入退院を繰り返している。今回は経鼻からの経管栄養法となり昨日退院した。父親は海外に単身赴任しており介護は母親に任されている。週1回の訪問看護サービスを利用している。 

肺炎予防のための最も適切なのはどれか。

1.含嗽の練習
2.腹部の熱布清拭
3.上肢の他動運動
4.歯のブラッシング

【正解】4
1.(×)含嗽の練習は、誤嚥性肺炎を起こしやすい児には不適切である。
2.(×)肺炎予防としての効果はない。
3.(×)肺炎予防としての効果はない。
4.(○)経管栄養法の導入により、口腔内の唾液の分泌量が減少し、口腔内細菌が増殖しやすい状況になっている。そのため歯のブラッシングは重要である。


■3歳の男児。脳性麻痺で四肢と体幹の著しい運動障害があり身体障害者障害程度1級を受けている。姿勢保持および移動・移乗は全介助である。食事は母親が介助し経口摂取しているが、誤嚥性肺炎で入退院を繰り返している。今回は経鼻からの経管栄養法となり昨日退院した。父親は海外に単身赴任しており介護は母親に任されている。週1回の訪問看護サービスを利用している。 

母親は「最近腰痛がひどくなり、歩くのがつらくなりました」と訪問看護師に相談した。母親への援助で最も優先するのはどれか。

1.児の入所施設を探す。
2.父親の帰国を勧める。
3.訪問介護の導入を提案する。
4.児童相談所への相談を勧める。

【正解】3
1.(×)母親本人からの申し出がない限り提案すべきでない。
2.(×)母親本人からの申し出がない限り提案すべきでない。
3.(○)母親の腰痛の増強は、家事や育児の負担が大きいことを示していると思われる。負担軽減と母親の健康管理を目的として訪問介護の導入をすすめてみる。
4.(×)すでに身体障害者障害程度1級の認定を受けているため、優先度は低い。


■80歳の男性。身長165cm,体重58kg。要介護2で在宅療養中である。介護者は72歳の妻。療養者はベッド上座位で食事を8割摂取している。お茶は好んでよく飲んでいる。排泄時は妻の介助でトイレまで歩行している。トイレ以外はほとんどベッドの頭側挙上45度でテレビを見て過ごしている。妻とのコミュニケーションは良好である。介護保険サービスは週1回の通所リハビリテーションを利用している。仙骨部に褥瘡ができ訪問看護が開始された。

仙骨部の褥瘡の要因として最も考えられるのはどれか。

1.摩擦とずれ
2.皮膚の湿潤
3.栄養の不足
4.知覚の低下

【正解】1
患者はトイレ以外はほとんどベッドの頭側挙上45度でテレビを見て過ごしているということから、褥瘡の原因は「摩擦とずれ」であると考えられる。


■80歳の男性。身長165cm,体重58kg。要介護2で在宅療養中である。介護者は72歳の妻。療養者はベッド上座位で食事を8割摂取している。お茶は好んでよく飲んでいる。排泄時は妻の介助でトイレまで歩行している。トイレ以外はほとんどベッドの頭側挙上45度でテレビを見て過ごしている。妻とのコミュニケーションは良好である。介護保険サービスは週1回の通所リハビリテーションを利用している。仙骨部に褥瘡ができ訪問看護が開始された。

療養者に尿失禁がみられたため紙おむつを使用するようになった。排便時は自室の隣にあるトイレまで妻の介助でゆっくり歩行している。褥瘡を悪化させないための家族の指導で最も優先するのはどれか。

1.お茶を飲む量を控える。
2.おむつカバーを使用する。
3.シーツにバスタオルを敷く。
4.おむつ交換時に清拭する。

【正解】4
1.(×)お茶を飲む量の制限は膀胱炎等の原因となる。
2.(×)おむつカバーはおむつ内の湿潤を増強させる。
3.(×)シーツにバスタオルを敷くのは、尿漏れへの対応にも褥瘡への対応にもならない。
4.(○)おむつ交換時の清拭は、尿や便による汚染や湿潤をとるため、褥瘡の悪化防止となる。


■80歳の男性。身長165cm,体重58kg。要介護2で在宅療養中である。介護者は72歳の妻。療養者はベッド上座位で食事を8割摂取している。お茶は好んでよく飲んでいる。排泄時は妻の介助でトイレまで歩行している。トイレ以外はほとんどベッドの頭側挙上45度でテレビを見て過ごしている。妻とのコミュニケーションは良好である。介護保険サービスは週1回の通所リハビリテーションを利用している。仙骨部に褥瘡ができ訪問看護が開始された。

2ヶ月後、仙骨部の状態は軽快した。妻は1人で熱心に介護しており、訪問看護師に「またおしりが赤くならないか心配です。夜も気になって3度は起きているので昼間に眠くなります」と疲れた様子で話す。訪問看護師は妻の話を聞き介護をねぎらう言葉かけを行ったが、介護支援専門員(ケアマネジャー)と連携し調整する必要性を感じた。調整内容で最も適切なのはどれか。

1.通所リハビリテーションの利用回数を増やす。
2.介護老人福祉施設への入所を勧める。
3.配食サービスを利用する。
4.妻に受診を勧める。

【正解】1
1.(○)妻の心身の健康状態を悪化させないためには、通所リハビリテーションの利用回数を増やすよう調整することが必要である。
2.(×)介護老人福祉施設への入所は、男性と妻の希望があることが前提である。しかも入所するまである程度期間が必要になる。
3.(×)配食サービスを利用しても、妻の健康状態の改善は見込めないと思われる。
4.(×)まずは通所リハビリテーションの利用回数を増やし、妻の健康状態が好転するかどうかを確認し、その後必要に応じて受診を勧めるようにする。


■40歳以上64歳以下の在宅療養者で介護保険のサービスを利用できるのはどれか。

1.脊髄損傷
2.クローン病
3.パーキンソン病
4.ベーチェット病

【正解】3
パーキンソン病以外に初老期における認知症、脳血管疾患、筋萎縮性側索硬化症、進行性核上性まひ、脊髄小脳変性症、シャイ・ドレーガー症候群、糖尿病性腎症・網膜症・神経障害、関節リウマチ、後縦靱帯骨化症、末期癌など計16疾患が特定されている。


■在宅看護の原則として正しいのはどれか

1.画一的なケアを提供する
2.ケアは看護師が中心に行う
3.最終的な意思決定は家族が行う
4.個々のライフスタイルを重視する。

【正解】4
1.(×)療養者・家族の生活歴や価値観に応じて援助する。
2.(×)他機関や他職種とチームを組んで援助する。
3.(×)療養者自身が最終的には自己決定する。
4.(○)療養者の生活の場でケアを提供するので、療養者や家族の生活スタイルや価値観を尊重することが大切。


■病棟看護師が入院初期に高齢者の退院計画を立てる際、最も重要な患者情報はどれか。

1.経済的な状況
2.近隣との関係
3.地域の在宅サービス
4.入院前の日常生活動作

【正解】4
入院初期に高齢者の退院計画を立てる際には、入院前の日常生活動作などの情報から患者を十分に把握することが大切である。退院が間近に近づいた段階では、医療チーム全体で、患者の経済的状況に応じた社会保障制度の手続きや、地域の在宅サービスや近隣の人々との連携など、退院後も十分な療養生活が継続できるための綿密な退院計画が必要となる。


■70歳女性。1人暮らし。肺気腫で在宅療養をしていた。夫とは死別し、長女は隣県に住んでいる。要支援2.介護予防訪問介護を利用していた。咳・痰の症状に加え呼吸困難感が増強したために入院した。今後も自宅での療養を強く希望している。 入院後、安静を保ち、酸素療法と薬物療法とで症状が軽減した。酸素流量の指示は1l/分、患者は酸素ボンベを引いて歩行可能であるが、ベッド上で臥床していることが多い。自宅での日常生活動作の不安を訴えている。病棟看護師が退院準備として支援するのはどれか。

1.可能な限り安静を促す
2.長女との同居を勧める
3.呼吸リハビリテーションを勧める
4.ポータブルトイレの使用を勧める

【正解】3
1.(×)肺気腫では適度な運動を継続し、呼吸筋の筋力低下を防ぐことが重要である。
2.(×)本人の状態は要介護2であり、社会資源を活用すれば入院以前の生活を維持できる。
3.(○)口すぼめ呼吸や腹式呼吸、胸郭ストレッチや呼吸体操などのリハビリテーションで、呼吸機能の悪化を防ぐことが大切である。
4.(×)歩行には支障がないのでポータブルトイレを勧める必要はない。


■70歳女性。1人暮らし。肺気腫で在宅療養をしていた。夫とは死別し、長女は隣県に住んでいる。要支援2.介護予防訪問介護を利用していた。咳・痰の症状に加え呼吸困難感が増強したために入院した。今後も自宅での療養を強く希望している。 退院後は自宅でも酸素療法の継続が必要である。病棟看護師が行う在宅酸素療法の指導で正しいのはどれか。

1.入浴時も酸素吸入を継続する
2.台所で火気を使用する場合は換気をする
3.呼吸困難感が増強する時は酸素流量を増やす
4.加湿器の蒸留水の補充は訪問看護師に任せる

【正解】1
1.(○)入浴時は酸素の需要が増えるため、できるだけ酸素吸入を継続するようにする。
2.(×)火気を使用すること自体が問題である。引火の危険性があるため、機械の周囲2メートル以内は火気厳禁である。
3.(×)過剰な酸素投与は高炭酸ガス血症を助長し、CO2ナルコーシスという昏睡をまねく危険性がある。
4.(×)要支援2であれば、加湿器の蒸留水は本人自身での交換が可能である。


■70歳女性。1人暮らし。肺気腫で在宅療養をしていた。夫とは死別し、長女は隣県に住んでいる。要支援2.介護予防訪問介護を利用していた。咳・痰の症状に加え呼吸困難感が増強したために入院した。今後も自宅での療養を強く希望している。 退院にあたり、サービス担当者会議が開催されることとなった。会議で検討する内容で優先度が低いのはどれか。

1.訪問診療
2.緊急時の対応
3.介護予防訪問介護の利用回数
4.介護予防短期入所生活介護の利用時期

【正解】4
1.(×)在宅酸素療法では定期的な受診が必要である。通院が困難な場合は訪問診療を検討する。
2.(×)1人暮らしであるため、緊急時の対応について検討しておく必要がある。
3.(×)介護保険利用にあたって介護予防訪問看護の利用回数の決定が必要である。
4.(○)1人暮らしの継続が可能であり、優先度は低い。


■7歳の男児。筋ジストロフィー。誤嚥性肺炎のため入院した。両親との3人家族。車椅子介助で特別支援学校(養護学校)に通学している。父親は早朝から深夜まで仕事のため不在が多い。介護はほぼ母親が担っている。母親は軽度の高血圧症がある。誤嚥性肺炎は改善し,退院後も経鼻経管栄養法によって栄養補給を行うこととなった。退院後の病状変化時の対応について母親から不安の訴えがあったため,訪問看護ステーションからの訪問看護が開始されることとなった。経鼻経管栄養法の合併症予防のため,観察する項目で優先度が低いのはどれか。

1.発熱の有無
2.食欲の有無
3.肺音の異常の有無
4.経鼻チューブの固定状況
5.チューブ挿入部の皮膚の状態

【正解】2
経管栄養法の合併症として、誤嚥性肺炎、下痢、固定部の脱落・皮膚障害などがある。
1.(×)誤嚥性肺炎の兆候のひとつであり、観察の優先度は高い。
2.(○)
3.(×)肺雑音は誤嚥性肺炎の兆候のひとつである。
4.(×)チューブが抜けかかっていると、チューブの内容物が誤って呼吸器に入ってしまうことがある。しっかり固定されているか確認する。
5.(×)チューブの固定のために用いる絆創膏でかぶれなどの皮膚障害がおこりやすくなる。


■7歳の男児。筋ジストロフィー。誤嚥性肺炎のため入院した。両親との3人家族。車椅子介助で特別支援学校(養護学校)に通学している。父親は早朝から深夜まで仕事のため不在が多い。介護はほぼ母親が担っている。母親は軽度の高血圧症がある。 在宅での経鼻経管栄養法の家族への指導で適切なのはどれか。

1.栄養剤は50℃前後に温めて注入する。
2.介護者の時間がないときは注入速度を速める。
3.日中に発汗が多いときは夜間に水分注入する。
4.注入を始める時刻は男児・家族の生活パターンに合わせる。

【正解】4
1.(×)栄養剤の温度は38~40℃の、体温よりわずかに高めの温度にする。
2.(×)注入速度を速めると、消化不良や下痢の原因になる。
3.(×)発汗量に応じてそのつど水分注入量を調節する。
4.(○)経管栄養法であっても、男児にとっては大切な食事である。楽しい雰囲気で食事を迎えられるよう、男児や家族の食生活の習慣に合わせることが大切である。


■7歳の男児。筋ジストロフィー。誤嚥性肺炎のため入院した。両親との3人家族。車椅子介助で特別支援学校(養護学校)に通学している。父親は早朝から深夜まで仕事のため不在が多い。介護はほぼ母親が担っている。母親は軽度の高血圧症がある。 退院後3ヶ月がたち、母親の付き添いで再び通学が可能となった。しかし、毎日介護と家事とを行っている母親に疲労がみられるようになった。訪問看護師が訪問すると、「今朝血圧を測ったら160/100mmHgだったが、大丈夫だろうか」と母親から相談があった。受診を勧めた上で次に行う対応で適切なのはどれか。

1.直ちに男児の入院を手配する。
2.ホームヘルプサービスの利用を勧める
3.母親に厳密な塩分制限を含む食事指導を行う。
4.特別支援学校(養護学校)をしばらく休ませるよう勧める。

【正解】2
1.(×)男児に健康上の問題はないため、入院の必要はない。
2.(○)介護や家事負担による母親の疲労が血圧の上昇を招いたと考えられるため、負担を一部軽減するためのホームヘルプサービスは有効である。
3.(×)厳密な塩分制限は母親にさらに負担を強いることになる。現段階では負担の軽減になることを優先させる。
4.(×)男児に学校を休ませることで家庭での母親の負担が増すため、勧められない。


■脳梗塞の後遺症で左片麻痺と嚥下障害のある患者。家族への食事介助の指導で適切なのはどれか。

1.嚥下食に寒天は用いない。
2.食塊は左側の口腔内へ入れる。
3.嚥下の際にむせがなければ誤嚥はない。
4.ベッドの頭側挙上の角度は20度とする。

【正解】1
1.(○)寒天は、舌でつぶしにくい、繊維が残る、噛めば粉々になる、変形しにくいなどの理由から嚥下食には向かない。
2.(×)左麻痺側に食塊を入れると嚥下できずに誤嚥する可能性がある。
3.(×)むせこみがなくても少しずつ誤嚥している可能性がある。
4.(×)頭部挙上が20度では、低すぎて咀嚼しにくかったり、嚥下できずに口腔内に食塊を口腔内に停滞させる可能性がある。


■78歳の女性。82歳の夫との2人暮らし。5年前に乳癌と診断され、乳房の切除術を受けた。最近、肺とリンパ節への転移が認められたため、外来で化学療法が始まった。要介護2で、室内は手すりで歩行が可能であるが、通院などの外出時は疲れやすいため車椅子を使用している。夫のADLは自立しており、通院の介助をしている。 3か月後、肝臓への転移が認められた。体力が低下したため化学療法は中止となり、訪問診療が開始となった。食事とトイレ以外は臥床しがちになったが、介護用ベッドの利用は「病院のようで嫌だ」と拒否している。食事摂取量が減り、血液検査で総蛋白6.0g/dl、アルブミン3.0g/dlであった。訪問看護師が訪問すると布団で尿失禁していた。 適切なのはどれか。

1.日中の坐位時間を増やすよう勧める。
2.介護用ベッドを導入するよう勧める。
3.食べたいものを食べるように勧める。
4.トイレには行かずおむつに排尿するよう勧める。

【正解】3
1.(×)体力が低下している状態で日中坐位時間を増やすことは体力の消耗をもたらす。
2.(×)臥床時間が増加している状況で患者が不快に感じている介護ベットを強要しない方がよい。
3.(○)低タンパク、低アルブミン傾向になっているため、患者の嗜好に応じた食物で食欲増進を図る。
4.(×)一度尿失禁をしただけですぐにおむつを勧めない。


■78歳の女性。82歳の夫との2人暮らし。5年前に乳癌と診断され、乳房の切除術を受けた。最近、肺とリンパ節への転移が認められたため、外来で化学療法が始まった。要介護2で、室内は手すりで歩行が可能であるが、通院などの外出時は疲れやすいため車椅子を使用している。夫のADLは自立しており、通院の介助をしている。
2週後、仙骨部に2×3cmの水疱が認められた。日中、傾眠傾向となったが声かけには覚醒し、介助で起き上がることはできる。会話は明瞭で苦痛症状はない。食事摂取量は少なく、血液検査で総蛋白5.0g/dl、アルブミン2.7g/dlとなった。
褥瘡への対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

1.入眠中は2時間ごとに体位変換するよう夫に依頼する。
2.経口栄養剤の処方について主治医と調整する。
3.体圧分散マットに交換することを提案する。
4.訪問介護を導入し、褥瘡処置を依頼する。
5.直ちに膀腕留置カテーテルを留置する。

【正解】2,3
1.(×)82歳の高齢の夫に対し2時間ごとの体位変換は過酷である。
2.(○)低栄養状況がすすんで食事摂取量も減少しているため経口的に摂取しやすい形態の栄養剤をすすめることは効果的である。
3.(○)臥床していうる時間が長くなっているため、ベットマットによる体圧分散を図ることで仙骨部の水疱の悪化を防止する。
4.(×)
5.(×)膀胱カテーテルを留置することで患者の尿意を喪失させ離床ができなくなりやすい。


■78歳の女性。82歳の夫との2人暮らし。5年前に乳癌と診断され、乳房の切除術を受けた。最近、肺とリンパ節への転移が認められたため、外来で化学療法が始まった。要介護2で、室内は手すりで歩行が可能であるが、通院などの外出時は疲れやすいため車椅子を使用している。夫のADLは自立しており、通院の介助をしている。
訪問看護を開始したところ「化学療法の後は気持ちが悪く、胸が痛くなる」と訴えた。主治医からは症状を軽減するための薬剤が処方されている。
症状への対応で正しいのはどれか。2つ選べ。

1.症状の内容や程度を聞き取り主治医に報告する。
2.在宅では症状管理が困難であるため入院を勧める。
3.マッサ一ジや音楽療法などの補助療法は行わない。
4.治療している段階なので麻薬性鎮痛薬は使用しない。
5.主治医との連携のもとに看護師が処方された薬剤を調整する。

【正解】1,5
1.(○)薬剤開始後間もないため、薬剤の効果、副作用を確認し症状コントロールの必要がある。
2.(×)本人・家族の意思を尊重し、在宅でできる範囲の症状コントロールを行う。
3.(×)対処療法にとどまらず、補助療法を加えて行うことで心理的苦痛の軽減につながることがあるので、使用してもよい。
4.(×)身体的苦痛として疼痛は最も多く、心理的苦痛への影響も大きいため、麻薬性鎮痛薬を用いて疼痛コントロールをすることは患者の利益につながる。
5.(○)患者の状況を専門的に把握した上で、主治医に状況に応じた処方をしてもらうことは大切である。


■ノルウェー疥癬と診断された在宅療養者。介護者への指導で適切なのはどれか。

1.療養者のケアには手袋を用いる。
2.入浴はデイサービスを利用する。
3.衣類は家族の物と一緒に洗ってよい。
4.かゆみには副腎皮質ステロイド剤を塗布する。

【正解】1
1.(○)ノルウェー疥癬は皮膚と皮膚との接触感染のため、罹患者への接触には必ず手袋を着用する。
2.(×)感染拡大を防ぐため、デイサービスの入浴は利用しない。
3.(×)使用した衣類は熱湯に10分間つけるなどして駆除し、家族のものとは別にして洗濯する。
4.(×)かゆみが激しい場合は抗ヒスタミン剤の外用薬、抗アレルギー剤の内服を用いる。副腎皮質ステロイド剤は高齢者の免疫力を低下させ、疥癬を悪化させる危険性があるため避ける。


■訪問看護ステーションの利用理由で最も多い疾患はどれか。

1.糖尿病
2.骨粗鬆症
3.脳血管疾患
4.統合失調症

【正解】3
平成11年度訪問看護統計調査の利用者数の疾病分類によると総数16万1,910のうち、循環器疾患が最も多く、そのなかでも脳血管疾患が5万6,710と最も多い。


■人工肛門を造設している寝たきりの在宅高齢者。介護者への皮膚保護シート(人工肛門周囲に装着する皮膚保護材)についての指導で適切なのはどれか。

1.毎日交換する。
2.滅菌操作で交換する。
3.腹壁を伸展させて貼付する。
4.人工肛門より小さめにカットする。

【正解】3
1.(×)皮膚保護シートの耐久性に応じて定期的に交換するが、毎日交換する必要はない。
2.(×)皮膚保護シートは人工肛門周囲の皮膚に直接塗布し、腹壁とのあいだに排泄物が漏れないように補整するものであるため、滅菌操作の必要はない。
3.(○)腹壁と装具が完全に密着していないと、その隙間から排泄物が漏れ出す危険性があるため、腹壁のしわをしっかりのばして貼付する。
4.(×)皮膚保護シートはストーマ周囲の皮膚が1~2mm見える程度の余裕をもってカットする。


■在宅療養者を支援するチームケアで最も適切なのはどれか。

1.多職種の参加が必須である。
2.療養者はチームメンバーに含まれない。
3.チームリーダーの職種は規定されている。
4.療養者が納得してケアを選択できるように支援する。

【正解】4
1.(×)他職種が参加することで、方針を共有し、専門的なケアを効率的に提供することができる。
2.(×)療養者の希望が尊重されるため、療養者はチームメンバーに含まれる。
3.(×)チームリーダーの職種は限定されない。
4.(○)療養者が納得してケアを選択できるように支援する。


■病院内の退院調整部署による退院支援について正しいのはどれか。

1.65歳以上の高齢者を対象とする
2.医師が退院日を決めてから、支援を開始する
3.退院調整看護師は、訪問看護導入の要否を検討する
4.退院調整部署の設置は診療報酬の算定要件ではない

【正解】3
1.(×)退院調整の対象者に年齢制限はない。
2.(×)対象者の入院時から退院調整支援が開始される。
3.(○)退院調整看護師は、訪問看護導入の要否を検討する。
4.(×)退院調整部署の設置は診療報酬の算定要件になる。


■Aさんは、胃癌の終末期で、肺の癌性リンパ管症による呼吸困難があり「夜も眠れない」と訴えている。フェイスマスクによる酸素(8ml/分)とモルヒネ塩酸塩(20mg/日)とを投与中である。呼吸数30/分。脈拍120/分。痛みの訴えはない。看護師の対応で適切なのはどれか。

1.酸素流量を15l/分に増やす
2.モルヒネ塩酸塩の増量を検討する
3.呼吸は数日で楽になると説明する
4.ネブライザーによる吸入で気道を加湿する

【正解】2
1.(×)酸素流量は医師が決定する。
2.(○)呼吸困難の苦痛を緩和するために、モルヒネ塩酸塩の増量について検討が必要である。 
3.(×)癌性リンパ管症の根本的な解決策はないので、数日で楽になることはない。 
4.(×)癌性リンパ管症は、気道の外側にリンパ液が溜まり、肺胞と毛細血管間のガス交換を妨げているので、ネブライザーの気道加湿では解決しない。


■終末期の癌患者の在宅ケアで正しいのはどれか。2つ選べ。

1.家族の悲嘆のケアも含まれる
2.訪問看護は介護保険の適用である
3.夜間・休日を含めた連絡体制を整える
4.ADLが自立している患者は対象とならない
5.主治医は在宅療養支援診療所の医師に限られる

【正解】1,3
1.(○)家族の予期悲嘆へのケアも含まれる。 
2.(×)終末期の癌患者の訪問看護は、医療保険の適用になる。 
3.(○)急変時に備えて夜間・休日を含めた連絡体制が必要になる。 
4.(×)ADLが自立している末期癌患者も訪問看護の適用になる。
5.(×)主治医の所属に制限はない。


■介護保険制度の訪問看護で正しいのはどれか。2つ選べ.。

1.利用回数は週3回に限られる
2.理学療法士による訪問は含まれない
3.主治医の訪問看護指示書が必要である
4.要介護認定を受けないと利用できない
5.2か所の訪問看護ステーションは利用できない

【正解】3,4
1.(×)利用回数の制限は定められていない。
2.(×)病院、診療所、訪問看護ステーションに勤務する理学療法士・作業療法士による居宅サービスは訪問看護の一形態として認められている。
3.(○) 
4.(○)介護保険をはじめて利用する場合には、市区町村に設置される介護認定審査会において要介護認定を受ける必要がある。
5.(×)複数の訪問看護サービスを利用することもできる。


■要介護認定者が訪問看護を受ける際医療保険から給付される疾患または状態はどれか。

1.関節リウマチ
2.在宅酸素療法を受けている状態
3.人工呼吸器を使用している状態
4.全身性エリテマトーデス(SLE)

【正解】3
1.(×)介護保険の特定疾患の中で、厚生労働大臣が定める疾病等に該当しないため、医療保険は適用されない。

2.(×)介護保険の特定疾患の中で、厚生労働大臣が定める疾病等に該当しないため、医療保険は適用されない。

3.(○)介護保険の特定疾患の中で、厚生労働大臣が定める疾病等については、訪問看護において医療保険が適応される。

4.(×)介護保険の特定疾患の中で、厚生労働大臣が定める疾病等に該当しないため、医療保険は適用されない。


■入所者または居住者が公的保険による訪問看護サービスを受けることができるのはどれか2つ選べ。

1.乳児院
2.介護老人保健施設
3.高齢者専用賃貸住宅
4.介護療養型医療施設
5.認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

【正解】3,5
1.(×)乳児院には看護職が常駐している。

2.(×)介護老人保健施設には看護職が常駐している。

3.(○)高齢者専用賃貸住宅は訪問看護サービスを受けることができる。

4.(×)介護療養型医療施設には看護職が常駐している。

5.(○)グループホームは訪問看護サービスを受けることができる。


■介護保険法施行令において特定疾患に指定されているのはどれか。

1.脊髄損傷
2.クローン病
3.脳血管疾患
4.大腿骨頸部骨折

【正解】3
3.(○)特定疾患とは、40歳以上65歳未満の者の要介護状態の原因疾患のうち、加齢に起因するもので、しかも政令で定める疾患のこと。


■訪問看護に関する制度について正しいのはどれか。

1.平成12年(2000年)に老人訪問看護制度が創設された
2.サービスを開始するときに書面による契約は不要である
3.訪問看護ステーションの管理者は医師もしくは看護師と定められている
4.介護保険法に基づく訪問看護ステーションの開設には都道府県の指定が必要である

【正解】4
1.(×)平成4年(1992年)に老人訪問看護制度が創設された。
2.(×)サービス開始に際し、紙面での契約が必要である。
3.(×)管理者は看護師または保健師と定められている。
4.(○)介護保険法に基づく訪問看護ステーションの開設には都道府県の指定が必要である。


■訪問看護師が在宅医療に移行する患者の退院調整のために医療機関の看護師から得る情報で優先度が高いのはどれか。

1.医療処置の指導内容
2.経済的な問題への対応
3.介護サービス利用の有無
4.訪問看護指示書の記載内容

【正解】1
1.(○)医療依存度の高い患者の在宅療養の場合、本人や家族がどれくらい医療処置を行えるかは、看護師から十分に情報を収集する必要がある。
2.(×)経済的な問題への対応については医療ソーシャルワーカーから情報を収集する。
3.(×)介護サービス利用の有無は、ケアマネージャから情報を収集する。
4.(×)訪問看護指示書の内容は、主治医に確認する。


■健康保険法による訪問看護サービスで正しいのはどれか。

1.サービス対象は65歳以上である
2.介護支援専門員がケアプランを作成する
3.末期の悪性腫瘍の療養者への訪問回数に制限はない
4.特定疾患医療受給者証を持っているものは自己負担額1割である

【正解】3
1.(×)健康保険法による訪問看護サービスでは対象者の年齢に制限はない。
2.(×)医師からの「訪問看護指示書」に基づいて訪問看護サービスを行う。
3.(○)末期の悪性腫瘍の療養者への訪問回数に制限はない。
4.(×)特定疾患医療受給者証を持っているものは自己負担を免除される。


■介護保険で貸与を受けられない福祉用具はどれか。

1.車椅子
2.歩行器
3.介護用ベッド
4.ポータブルトイレ

【正解】4
1.(×)車椅子は介護保険で貸与を受けられる。
2.(×)歩行器は介護保険で貸与を受けられる。
3.(×)介護用ベッドは介護保険で貸与を受けられる。
4.(○)福祉用具のうち、ポータブルトイレのような排泄用具や入浴用具は、介護保険で貸与の対象ではない。購入が必要になる。


■Aさん(70歳、男性)は、3か月前に事故で妻を亡くしてから1人で暮らしている。子どもはいない。3年前に高血圧を指摘され、降圧薬の内服を開始したが、服薬しないことが多かった。Aさんは、脳出血の既往があり、1か月前に再び脳出血のため入院した。Aさんは右片麻痺があるが、要介護1の認定を受け自宅へ退院した。退院後は週2回の訪問介護で食事や外出支援のサービスと、週1回の訪問看護を利用する予定である。入院前は、家事に不慣れで食事を食べないことがあった。退院後3か月、Aさんは「近ごろあまり眠れません、毎日が楽しくありません」と訪問看護師に話した。訪問看護師が日常生活について尋ねると、日中はぼんやりとしており、閉じこもりがちであると言う。訪問看護師が最初に行うのはどれか。

1.外出の機会を増やすよう勧める。
2.眠れなくなったきっかけがあるかを尋ねる。
3.好きな食事への変更を訪問介護員に依頼する。
4.主治医に相談し、睡眠導入薬を処方してもらう。

【正解】2
1.(×)気分が落ち込んでいる時に、外出を勧めても苦痛なだけである。
2.(○まず眠れない原因をさぐり、原因に応じた対応が可能かを検討する。
3.(×)対応を考える前に、原因をさぐる必要がある。
4.(×)睡眠導入剤の前に眠れない原因をさぐる必要がある。


■訪間看護師の関わりで最も適切なのはどれか。

1.看護師の判断で訪問時間を廷長する。
2.療養者のライフスタイルを尊重する。
3.1人暮らしの療養者では家族のことは考慮しない。
4.訪間時間以外での療養者との個人的な付き合いを大切にする。

【正解】2
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(59歳、男性)は、妻と2人で暮らしている。Parkinson<パーキンソン>病で、Hoehn-Yahr<ホーエン・ヤール>の重症度分類ステージⅢであり、嚥下に困難がある。要介護2の認定を受けている。食事の見守りを行う妻への訪間看護師による指導で適切なのはどれか。

1.「食事はきざみ食にしましょう」
2.「食事は決まった時間にしましょう」
3.「食事申はテレビをつけておきましょう」
4.「食べ物を飲み込んだことを確認しましょう」

【正解】4
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(52歳、男性)は、妻と2人で暮らしている。妻は末期の肺癌で、今朝自宅で亡くなった。主治医が死亡診断を行った後のAさんへの訪問看護師の対応で最も適切なのはどれか。

1.葬儀を手配するよう勧める。
2.医療機器は早急に片づけるよう勧める。
3.Aさんの希望に沿って、死後の処置を行う。
4.本日中に死亡診断書を役所に提出するよう説明する。

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■在宅中心静脈栄養法<HPN>について適切なのはどれか。

1.輸液ポンプは外出時には使えない。
2.24時間持続する注入には適さない。
3.輸液の調剤は薬局の薬剤師に依頼できる。
4.家族が管理できることが適用の必須条件である。

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■介護保険制度におけるケアマネジメントで適切なのはどれか。

1.スクリーニングで介護保険の対象の可否を判断する。
2.アセスメントで利用者の疾患を診断する。
3.利用者は居宅介護サービス計画書を作成できない。
4.ケアサービスの提供と同時にモニタリングを行う。
5.ケアマネジメントの終了は介護支援専門員が決定する。

【正解】4
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(14歳、男子、中学生)は、両親と弟(7歳)との4人で暮らしている。Duchenne<デュシェンヌ>型筋ジストロフィーで2年前に誤嚥性肺炎を繰り返し、経鼻経管栄養法と在宅酸素療法とを開始した。その後、呼吸障害が進行し、非侵襲的陽圧換気による呼吸管理目的で入院した。Aさんは「特別支援学校に戻って友達に会いたい。夜に使うマスクに早く慣れたいと訴えた。Aさんは自宅に戻って訪聞看護を利用する予定である。身体障害者手帳(肢体不自由1級)が交付されている。
Aさんと両親への呼吸管理の説明で最も適切なのはどれか。

1.鼻根の皮膚トラブルにはマスクを外す。
2.機器が故障したときは訪聞看護師に連絡する。
3.機器が過剰送気を示したときは回路の点検をする。
4.息苦しいときは非侵襲的陽圧換気の設定を変更する。

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(14歳、男子、中学生)は、両親と弟(7歳)との4人で暮らしている。Duchenne<デュシェンヌ>型筋ジストロフィーで2年前に誤嚥性肺炎を繰り返し、経鼻経管栄養法と在宅酸素療法とを開始した。その後、呼吸障害が進行し、非侵襲的陽圧換気による呼吸管理目的で入院した。Aさんは「特別支援学校に戻って友達に会いたい。夜に使うマスクに早く慣れたいと訴えた。Aさんは自宅に戻って訪聞看護を利用する予定である。身体障害者手帳(肢体不自由1級)が交付されている。
退院後1週。夜間に落雷による停電が起こった。Aさんの父親から「まだ停電は続いていますが人工呼吸器は動いています。私は今から何をすればいいでしょうか」と慌てた様子で訪問看護師に電話があった。
この時点の訪問看護師の対応で最も適切なのはどれか。

1.「救急車で病院に行きましよう」
2.「主治医に連絡をとりましよう」
3.「用手換気に切り替えましよう」
4.「主電源を外部バッテリーに切り替えましよう」

【正解】4
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(14歳、男子、中学生)は、両親と弟(7歳)との4人で暮らしている。Duchenne<デュシェンヌ>型筋ジストロフィーで2年前に誤嚥性肺炎を繰り返し、経鼻経管栄養法と在宅酸素療法とを開始した。その後、呼吸障害が進行し、非侵襲的陽圧換気による呼吸管理目的で入院した。Aさんは「特別支援学校に戻って友達に会いたい。夜に使うマスクに早く慣れたいと訴えた。Aさんは自宅に戻って訪聞看護を利用する予定である。身体障害者手帳(肢体不自由1級)が交付されている。
退院後6か月。Aさんは特別支援学校に通学している。弟の小学校でインフルエンザが例年より早い時期から流行し始めた。弟はインフルエンザの予防接種を受けていた。Aさんの母親は「Aにインフルエンザがうつらないか心配です」と訪問看護師に話した。
母親への訪問看護師の助言として最も適切なのはどれか。

1.「Aさんを隔離しましょう」
2.「ショートステイを利用してみましょう」
3.「予防接種について主治医に相談してみましょう」
4.「弟さんは予防接種を受けているのでAさんにはうつりませんよ」

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(80歳、女性)は、1人で暮らしている。内科と整形外科とを受診しているが、2週前から内服薬の飲み間違いがあり、主治医から訪間看護師に服薬管理の依頼があった。Aさんがセルフケアを維持して内服するための訪問看護師の服薬管理の支援で最も通切なのはどれか。

1.内服薬は薬局から訪問看護師が受け取る。
2.自宅での内服薬の保管場所を分散する。
3.内服指導を診療科ごとに依頼する。
4.内服薬を1回分ごとにまとめる。

【正解】4
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(70歳、男性)は、 1人で暮らしている。慢性閉塞性肺疾患のため1週前から在宅酸素療法(0.5L/分、24時間持続)が開始された。Aさんは階段の昇降時に息切れがみられる。自宅での入浴の方法に関する訪問看護師の説明で最も適切なのはどれか。

1.脱衣は看護師が全介助する。
2.浴槽に入ることは禁止する。
3.身体を洗うときはシャワーチェアを使う。
4.入浴中は携帯用酸素ボンベを利用できない。

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(60歳、男性)は、 1年前に膵癌と歌断されて自宅で療養中である。疼痛管理はレスキューとして追加注入ができるシリンジポンプを使用し、オピオイドを持続的に皮下注射している。訪問看護師のAさんへの疼痛管理の指導で適切なのはどれか。

1.シリンジの交換はAさんが実施する。
2.疼痛がないときには持続的な注入をやめてもよい。
3.レスキューとしてのオピオイドの追加注入はAさんが行う。
4.レスキューとして用いるオピオイドの1回量に制限はない。

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■小児医療に関する課題とその対応の組合せで正しいのはどれか。

1.低体重児の増加―人工乳による哺育の推進
2.育児不安が強い親の増加―子どもの自立支援
3.障害児の在宅医療のニーズの増加―レスパイトケアの充実
4.小児救急医療を受診する子どもの増加―ドクターカーの充実
5.成人になった小児慢性疾患患者の増加―親の意思決定の支援

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(72歳、女性)は、 1人で暮らしており、要介護1で訪問看護を利用している。昨日の訪問時、看護師は高級な羽毛布団を見かけ、Aさんに尋れると購入の覚えがないと話した。別居している長男は、週1回電話でAさんの様子を確認している。
看護師の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。

1.長男への連絡
2.羽毛布団の返品
3.成年後見人の選任
4.近隣住民への聞き取り
5.Aさんの判断能力の評価

【正解】1,5
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(35歳、男性、建設業)は両親と3人で暮らしている。3年前の仕事中に屋根から転落して、第12胸髄を損傷した。1か月前から車で作業所に通い、作業中はほとんど車椅子に座っている。週1回の訪聞看護を利用している。
訪聞時、仙骨部に軽度の発赤を認めた。
褥瘡悪化予防のためにAさんに勧める内容で最も適切なのはどれか。

1.仙骨部のマッサージを行う。
2.リクライニング式の車椅子を利用する。
3.作業中にプッシュアップ動作を取り入れる。
4.座るときは膝関節と股間接を60度に曲げる。

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(35歳、男性、建設業)は両親と3人で暮らしている。3年前の仕事中に屋根から転落して、第12胸髄を損傷した。1か月前から車で作業所に通い、作業中はほとんど車椅子に座っている。週1回の訪問看護を利用している。
Aさんは繰り返し使用できるカテーテルによる間欠的自己導尿を行っている。排尿のセルフケアの指導として最も適切なのはどれか。

1.24時間の蓄尿を勧める。
2.カテーテルの挿入は無菌操作で行う。
3.急に発熱した場合は医師に連絡する。
4.カテーテルを保管するケースの消毒薬は週1回交換する。

【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


■Aさん(35歳、男性、建設業)は両親と3人で暮らしている。3年前の仕事中に屋根から転落して、第12胸髄を損傷した。1か月前から車で作業所に通い、作業中はほとんど車椅子に座っている。週1回の訪聞看護を利用している。
Aさんは繰り返し使用できるカテーテルによる間欠的自己導尿を行っている
Aさんは自宅のトイレを利用している。緩下薬を内服し、2日に1回浣腸を行っている。猛暑が続く8月の訪間時にAさんは最近便秘がちで尿量も少ないと
訪問看護師に繰り返し訴えた。Aさんへの対応で最も適切なのはどれか。

1.水分の摂取を促す。
2.浣腸の回数を増やす。
3.ポータブルトイレの利用を勧める。
4.医師に別の緩下薬の処方を依頼する。

【正解】1
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。


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