• 公開日: 2015/12/2
  • 更新日: 2018/12/13

看護師になって、元夫を見返してやる!!

テーマ:人生の転機

離婚を選んだ私

rikon

結婚1週間で感じた違和感

一般企業で社内恋愛して結婚しましたが、結婚1週間で「やっぱり違う」と感じながらの生活は2年で幕を引いた。
「性格の不一致」それがしっくりくる言葉だろうが、実際そんなもんじゃない。
夫婦と言え、多分1年は普通に会話なく過ごしていたので、私としては離婚してサッパリした気分だった。

30歳での一大決心

学生時代は勉強が嫌いで、ほぼ最下位の成績であったのに、30歳になって急に勉強したくなった。
どうせなら免許取るくらい頑張ろう。そう思って悩んで選んだのが看護師。
実母が病身な事もあり、勉強になるかなとも感じていた。 
流石に30歳から学生とは誰にも言えずに、准看護学校から看護学校と進み、学費は半分自分で準備して自分で準備して奨学金を借りながら、両親にも言わずに入学して学生生活が始まった。 

自分で切り開いた未来

楽しかった勉強は試験前になるとやはりつらく感じた。
でもいつもいつも心にあったのは 「看護師になって元夫を見返してやる」という思いだった。
と言うのは、結婚していた時に「何か資格取りたい」と話したら、
「今更そんなことして何するんか。仕事するの面倒になったから 家に居たくなったんだろ。結婚したからと言って家で遊んでいるヤツがどこにいるのか!それなら働け!馬鹿が!」と言われたからだ。 
この言葉はもう16年前に言われたのに未だに思い出すと、どうしようもなくイラつきを感じる。
あんな夫と一緒にいたら私の人生は最悪なものになっていたと考えるとぞっとする。
自分で未来を切り開いて正解だった。そう思える。

●執筆●かよ さん

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