ナーススクエア
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ナース・エッセイ

家族として感じた「憤り」と、看護師となって知った「現実」

2015年11月28日 1,909 アクセス

テーマ:人生の転機

祖母が老人入院施設で弱っていく姿をみて

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認知症の祖母が…

中学2年の頃でした。
祖母が認知症で徘徊を繰り返し警察のお世話になり始め、日常生活に支障が出始めてとうとう、病院に入院になったとき。
病院を転々とし、最後は精神科と老人の混合のワンフロアで、仕切りもない空間にベッドがひたすら並べられて施錠と監視カメラ状態の病院。
みんなどうしようも出来なくて仕方がなく・・認知症なんてどこの病院も嫌がって受け入れてくれなくてここが何とか受け入れて入れたらしく。
お見舞いに行くたびに、元気で徘徊していた祖母に活気がなくなり始め、気が付いたら点滴で食事もできなくなり・・最期にはやせ細り会話もできなくなり心不全という形で亡くなりました。

看護師に対して感じた「憤り」

看護師はガラス張りの鍵のかかったステーションで一人二人・・昼休憩時にはいないことも。点滴がなくなったって・・ほったらかしで今考えるとまともじゃない状態。
看護が存在するのだろうか・・という感じでした。
この事がちょうど高校進学の為に進路を考えていた私に「看護の道」を歩むきっかけとなったと思います。
日々弱っていく祖母に会いに行きながら、大好きだった祖母に何一つできず無力だった私に何かできなかったのか?中学生ながら後悔ばかりが残りました。
看護師はいてもただ鍵を開けて監視する・・だけとしか見受けられなかった看護師に憤りを感じました。

私が今、「看護師」としてできる事

今看護師として様々な場所で働くようになり、その頃の医療の現実と看護師の働く現場の現実も知りました。
ただ私にできる事として、患者さんを預けたご家族にもうあんな思いをさせないように、一人一人の患者さんとしっかり向き合って仕事をしているつもりです。

●執筆●くま さん

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