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ナース・エッセイ

退職を決意した私に、看護部長がかけた「脅し」

2015年10月10日 6,418 アクセス

テーマ:私の退職エピソード

脅されて・・・

nayami

自分のやりたかった分野の領域へ

救命救急を深く学ぶため、卒後4年で、地方から都会に出て転職した、昭和の時代の話です。
オリエンテーションはたった1日だけ、2日目にはもう病棟のチームリーダーをさせられびっくり!この先どうなるのか不安な毎日でしたが、先輩諸氏に教えていただきながら救命救急看護を学んでいきました。
毎日居残りや、緊急手術が入れば呼び出してもらい、とにかく何でも経験し、学んでいきました。

命を救うはずの看護なのに…

そんな毎日を送るうち、医療事故が度々起こるようになりました。
30年も前の話で時効でしょうが、それでもここに書くのもはばかられるほどひどい事故が多発しました。
明らかに、看護師の不注意で、せっかく行った手術が台無しになったり、病状悪化に気付かず最悪の転機を迎えてしまったり・・・
そして、それを病院側も隠ぺいし、患者さんのご家族には病状悪化は仕方のないことだったとか、意識のない患者さんの無意識の行為でこうなった・・・と説明が。
そしてミスをした看護師には何の注意もなく、「やってしまったことは仕方ない」で済んでしまっていたのでした。

退職を決意した私に対し、看護部長は…

当事者は注意すらされないわけで、当然、責任を負うこともなく、何がいけなかったのか、今後どうすればよいのか全く考えることもなく、また同じミスを犯していく・・・
そんな体制で良い看護が提供できるわけもなく、看護部長に教育体制の整備をお願いしたところ、忙しいのにできるわけがないと一蹴され・・・
こんな病院にいたら自分もミスに巻き込まれていきそうな恐怖感を抱き、退職することにしました。
看護部長に申し出たところ、一看護師の分際で意見をするな責任は病院がとる、あんたごときに負わせるわけはない、黙って働いていればよいとものすごい勢いで怒られ・・・
更には、退職しても、あんたはもうこの地では働けないようにしてやる、どの病院も看護部長のネットワークがあるのだから、誰がいつどんな理由で辞めたかすぐわかる、どうせあんたは卒業した看護学校の系列病院に勤めようと思っているだろうが、そうはいかない、あんたがわがままを言って辞めたことをしっかりと知らせる、あんたはこの辺りでは二度と就職できないからな、と、震えあがるような脅しの言葉を次々と浴びせられました。

脅しに負けず

結局、一日も早く退職したいと申し出て認められ、その数日後に同じ市内の近くの病院に就職しました。
ネットワークの話が本当かどうかはわかりませんが、あのような上司がいる病院に残らなくて正解だったとつくづく思います。

●執筆●みーこ さん

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