コラム
  • 公開日: 2015/2/13
  • 更新日: 2019/3/1

【連載】ナースの転職知恵袋

おすすめ職場紹介:高い集中力・的確な判断力は必須!オペ室

オペ室のお仕事内容

オペ室で働く看護師の仕事内容は、主に「直接介助」「間接介助」「記録」の3種類に分けられます。

◆「直接介助」

別名「機械出し」とも呼ばれる業務。 手術に必要な医療器械や器具を準備し、手術の進行に合わせて医師に手渡します。手術が終わった後は、使用済みの機械や器具の洗浄や整頓といった作業も行います。

◆「間接介助」

別名「外回り」とも呼ばれる業務。 手術途中に急きょ必要になった器械や器具を用意したり、手術を受ける患者の不安を軽減するための声掛けや、体温調整、出血量の測定といったケアを行います。

◆「記録」

手術中の患者の状態の変化や、使用薬剤などの記録を行います。 医師を的確にサポートし、手術をスムーズに進行させることが、オペ室看護師に求められるスキルです。

オペ室で働くメリット

オペ室ならではのスキルが身に着く

独特の緊張感が漂い、スピードと正確性が要求されるオペ室。そのような環境で働く中で、持続的な集中力や一瞬の判断力、精神的な強さを身に着けられます。 また、仮にオペ室を離れて病棟に異動した場合も、「オペ室出身の看護師は急変時に頼りになる」と、病棟の看護師から高く評価される場合もあるようです。

男性看護師が優遇されやすい

病棟に比べて、オペ室では男性看護師の割合が多いようです。 手術は時に十数時間にも及ぶことがあります。その間じゅう立ったまま業務を行い、また集中力を途切れさせられないため、手術後はヘトヘトに。かなりの体力が要求される現場なので、男性看護師が優遇されやすいと言えるでしょう。

日勤で働ける職場もある

病院の規模によっては、オペ室勤務の場合でも日勤のみで働くことが可能です。 手術の予定はあらかじめ決まっていることが多く、緊急手術を受け入れていない場合は特に、その日に行う手術が昼間で終われば、きっちり定時で帰れる可能性が高いようです。 業務中はしっかり集中し、終業後はリラックスして時間を自由に使いたい・・・そんな方にはピッタリの職場ではないでしょうか。

オペ室の求人の探し方

オペ室求人の中には、手術の件数が少なく、外来や病棟と兼務する職場もあるようです。 また、オペ室特有の「オンコール」ですが、オンコール体制を敷いていない職場もあります。

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編集 ナース人材バンク
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