• 公開日: 2014/10/25
  • 更新日: 2018/12/13

勤務地が、被災地に

テーマ:東日本大震災を経験して

東日本大震災の経験。

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震災当日

私は、震災当日、公休日でした。勤務先近くのコンビニで買い物中でした。
お客さんが、急に「揺れてる。かなり大きい揺れ。」と、言い始めたところ
地震が起こりました。 店内は、物が落ち、壊れた商品も多かったのを、覚えています。 けが人がいなかったので、そのまま勤務先に向かい、病棟での看護業務をしました。

スタッフ・患者さんが、被災者に

高齢の患者が多く、不安、恐怖のためか不穏に近い状態でした。
スタッフのなかには、家庭を持っている人が多く、小さい子供がいる人は、地震が
落ち着いてから、上司の指示で、帰宅いました。
私は、スタッフが少ない中、泊まり込みで、患者の対応をしました。
食糧、情報も少ない中、不安でした。

自分ひとりでできることは、少ない

1週間過ぎると、患者、スタッフの疲労も大きく、特に患者は、体調崩して、亡くなっていく人が、多かったです。
何もできない自分に情けなくなりました。
いつ来る天災に、自分にできることは、少ないと感じました。
一緒に仕事ができる仲間がいてこそ、看護活動できることを、実感しました。


●執筆●まっちゃんさん

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