コラム
  • 公開日: 2014/6/10
  • 更新日: 2019/3/1

【連載】ナースの転職知恵袋

人間関係で退職する人、5つの特徴

「人間関係」は退職理由の上位

人間関係のトラブルを苦に退職する看護師は、少なくありません。ナース専科のアンケートでも、人間関係が原因で退職した人の数は、結婚・出産などの家庭の事情に次いで第2位となっています。 では、人間関係のトラブルを起こしやすく、それが原因で辞めやすいのはどんな人なのでしょう。 今回は、人間関係が原因で退職する人に見られる、5つの特徴を紹介します。

人間関係で辞めやすい人5つの特徴

【1】仕事より人間関係を気にしている

人間関係がうまくいかず退職する人に、最も共通している特徴がコレ。 本人は職場の人と仲良くやろうと心を砕いていても、周囲からは、「○○さんっていつも人間関係のことばかり気にしてるよね。仕事もちゃんとやってよ・・・」と、かえって距離を置かれてしまうようです。 職場においてまず優先するべきことは仕事。人間関係はあくまで、チームワーク良く仕事をするための道具と考え、深刻に考えすぎない方が良いでしょう。

【2】嫌われたくないという意識が強い

上の特徴と似ていますが、「人から嫌われたくない」「誰とでも上手くやらなきゃ」という意識が強い人も、人間関係が原因で辞めやすいタイプと言えます。 皆に好かれようとするあまり、感情を押し殺したり、行きたくもない飲み会に参加したり・・・と、常に人の顔色をうかがっていては、自分の心が疲れてしまうでしょう。 気を遣ってお疲れ気味の人は、「仲良くなるに越したことはないけど、仕事上でトラブルがない程度に付き合えればいいや」というぐらいの軽い気持ちを持ってみては。

【3】自己中心的で、思いやりがない

上の特徴とは逆に、人の話を聞かない、気に入らない相手を見下す、自分はちやほやされて当然だと思っている・・・など、自己中心的で、思いやりがない人も、人間関係のトラブルに見舞われやすいです。 人と衝突するどころか、誰からも愛想を尽かされて、職場で孤立してしまう可能性も。 もし思い当たるフシがあれば、今から改善しましょう。例えば、「相手への関心を持つ」「自分が嫌なことは人にもしない」などの些細な心がけで、思いやりの心が育ちます。

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