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ナースのための社会人マナー

第32回 ナースのストレスコントロール法-交替勤務による生活への影響を知りましょう-

2015年10月01日 394 アクセス

編集ナース専科編集部
新人ナースのための社会人マナーブック委員会

夜勤には、日勤以上のストレスがあります。緊張状態が長い間続くうえ、疲労が蓄積され、何らかの体調不良が生じることもあります。特に新人ナースの場合、慣れない勤務のストレスが、大きく影響することでしょう。今回は深夜勤務が招く、さまざまな影響を解説します。

生活のリズムの影響

人間は、明るいときに仕事や食事、排泄をして、暗くなると就寝します。これが、生活のリズムです。このリズムを調節しているのが、松果体ホルモン(メラトニン)で、太陽光に反応し、日が沈む=暗くなると分泌量を増やし、眠気を引き起こすとされています。

活動の基本的な調整は、自律神経系が行います。この自律神経系には、活動を高める「交感神経系」と、生命を維持する「副交感神経系」があり、交感神経系は夜24時以降に低下、起床前に徐々に上昇、午前中に高レベルになります。

逆に、副交感神経系は、夜中がちょうど高レベルで、明け方から減少、日中は低レベルになります。

これらの環境と生体内リズムが、自然な生活リズムを生み出すのですが、ナースのような深夜勤務がある場合=夜勤が、人間の体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

実は夜勤が、生活リズムに直接悪影響を及ぼすとは、いいきれません。

ただし、人間本来の営みに逆らった状況下で、無理を強いて仕事をしているのが夜勤ですから、人によっては、交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、自律神経系統に悪影響を及ぼす場合もあるでしょう。

ではいったい、バランスを崩してしまったら、どうするか? それは「無理をしている」と認識することです。そして「一日の疲労は、その日のうちに解消する」という意識をもち、少しでも心と体をリフレッシュする努力をしましょう。


睡眠のとり方

「夜勤明けのハイ状態で、なかなか寝つけない」など、交感神経系が高ぶる場合があります。しかし、「熟睡」は、実際に眠った時間をさすのではなく、その人が「ぐっすり眠れた」と感じるかどうか、このひとことに尽きます。

簡単にいってしまえば、仕事が終わっても、なかなか勤務時間に抱えたストレスを上手に解消できていなかったり、仕事の悩みをあれこれ思い巡らせているうちに、不安になり、精神的な疲労がたまっていく、というケース。

身体的な疲労は、休めば解消できることでしょう。けれど、心の疲労=大脳の疲労は、その疲れの根源を取り除かない限り、いつまでたっても、残ったまま。横になっただけでは、解決されるはずがありません。

心の疲労は、質の良い睡眠=どれくらいぐっすり眠れたか、いかに自分にとって安らかにスヤスヤと眠れたか、にかかっているのです。

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