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第106回の難易度とボーダーラインについて

02月28日20時28分

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国家試験を10年以上見続けて来た者です。

これまで4〜5年に1回のペースで出題基準が変更されてきましたが、恐らく来年度の変更(次回は2018年)が最も大きい変化ではないかと感じています。
通常、出題基準が変更される1〜2年前から傾向の変化が表れるのですが、今回も例に漏れず第104回から変化が見え始めました。
ただ、第105回の大幅な変更は過去に例を見ないほどで、受験生のみならず我々講師陣も大きく混乱してしまうほどの変化でした。

第105回のボーダーラインを見ても分かる通り、必修問題が導入された第93回以降、14年間で最難関の試験といっても過言ではない難易度でした。

そして今年の試験。
最初に問題を見た時、厚労省は今年の合格率を大幅に下げる気かと思うほどの強気な問題構成に正直驚きました。

表記の通り、今年の国家試験の難易度は昨年と同等、もしくは昨年より高いと考えます。

その根拠として3つ。
1つ目は、5肢択1問題は減ったものの、5肢択2問題が昨年より更に7問増加したこと。→この5肢択2問題が増える程、受験生の得点率は下がります。

2つ目は、長文問題が昨年より増えており、更に不要な情報が組み込まれるようになったことから、情報の取捨選択が必要。→読解にも時間がかかってしまい、試験時間が足らないという事態も。

3つ目は、本校及び近隣の養成校の情報から、昨年と比較した得点率は下がっている。(サンプル1000程)→模擬解答段階でのデータです。

こうなると、昨年と比較してボーダーラインがどうなるか気になるところですが、正直今年に関しては予測がつきません。

東京アカデミーの部長がインタビューで答えていたように、合格率90%を維持するのであれば、私もボーダーラインは140点台にまで下がると思います。(東アカの部長は145点と)

ただ、厚労省がボーダーライン60%(150点)を切ってくることは考えにくいんですよね。
じゃあ、どうするの?となりますが、そのために不適切問題を多発させるのではないかと。(必修が30→50問に増加した第99回も、必修を落とす者が多かったため、不適切問題を多発させてボーダーラインを151点としました。)


あくまで合格率90%(±2%)であることが前提のお話ですが…。
この考え方でいくと、ボーダーラインは150〜151点で据え置き、代わりに不適切問題を多発させるため、140点台後半の方にも十分可能性はあると思っています。

もちろん、フタを開けてみればあっさりボーダーが140点台だったという可能性もありますし、合格率を下げてでも60%(150点)を死守してくる可能性もあります。

こればかりは、3/27まで誰にも分からないことは事実です。

ただ、今年の第106回国家試験について、難易度やボーダーライン等、色んなコメントを見ますが、私は昨年よりさらに難易度は上がっていると考えます。
そして、ボーダーラインが昨年より大幅に上がることはまず無いと思っています。(しつこいですが合格率が大幅に下がらないことが前提です)

かなり長くなってしまいましたが、今年受験された皆さん、本当にお疲れ様でした。

昨年に続くこの難易度…問題と向き合った時、耐え難い不安が襲って来たことでしょう。

そんな中、最後まで頑張ったのですから、そんな自分をしっかり労ってあげて下さいね。

また、近々、東京アカデミーの傾向分析会に参加して来ますので、そこで出た内容についても、またこちらにUPしたいと思います

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